近年、日本の大学生が海外で事故や犯罪などのトラブルに巻き込まれる例が少なからず報告されています。海外渡航する際は、日本にいる時とは意識を切り替えて、「自分の身は自分で守る」という心構えを持つことが必要です。
海外渡航する場合は、まず海外渡航の危機管理マニュアルと海外での安全と危機管理を読んでください。また、学生は留学の準備・手続きリストをダウンロードして、諸手続き・準備を確実に行ってください。
※外務省の危険情報が出ている国・地域に渡航を予定している場合は、必ず大学に相談してください。
海外渡航をする際は、必ず所属部局の学務係に届けてください。交換留学、ILUNO、IVSPで留学する学生は、海外渡航の1か月前までに留学届または休学届を提出しなければなりません。各種届け出の提出が不要な場合でも、学務情報システムのliveノートから海外渡航届の登録は行ってください。
国際連携推進機構が実施する留学プログラム(交換留学、ILUNO、IVSP、夏季短期留学、春季短期留学、協定校派遣プログラム等)、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムで海外渡航する学生は、必ず出発前に海外渡航危機管理ガイダンスに参加してください。ガイダンスは1年に1度開催します。
ガイダンスに参加できない場合は、ガイダンスの内容を動画配信していますので、必ず出発前にご覧ください。科目コードは国際課にお問合せ下さい。
静岡大学は日本エマージェンシーアシスタンス株式会社のOSSMA Plus(Overseas Students Safety Management Assistance Plus)に加盟しています。海外渡航する皆さんは、大学を通してOSSMA Plusに加入し、留学期間に応じた会費を払うことで、留学期間中OSSMA Plusのアシスタンスサービスを受けることができます。
OSSMA Plusに加入すると以下のサービスを受けることができます。
サービス内容の詳細は、学内OSSMA Plus加入手引きの3ページを参照してください。
※OSSMA Plusは、医療支援、連絡が取れない場合や行方不明時の捜索、海外生活における身近な問題の解決支援等、留学生活を支援するサービスです。また、海外医療保険が含まれており、オプションで携行品等を保障する保険にも加入することができます。
以下の留学プログラムはOSSMA Plusが適用されます。
※条件によってはOSSMA Plusが適用されない場合があります。
※教職員も登録できます。
海外渡航の2週間前までにOSSMA Plusの登録手続きを済ませてください。それ以降になると、出発日までにOSSMA Plusの登録が完了せず、アシスタンスサービスを受けられるのが海外渡航後になる可能性があります。
※OSSMA Plus登録後のキャンセルには手数料1,080円と振込手数料がかかります。
留学中に起こりうる病気や怪我、他人への賠償などに備えて、出発日から帰国日までの全期間をカバーする保険に必ず加入してください。
留学先の大学によっては、大学指定の保険の加入が義務付けられているところがあります。その場合は指定の保険に併せて海外旅行保険に加入してください。(現地の保険はOSSAM Plus及びオプション保険に加入しても必要な場合があります。)
国際連携推進機構では学研災付帯海外留学保険(付帯海学)を推奨しています。付帯海学は、皆さんが加入している学生教育研究災害傷害保険の補償内容を活かした合理的で、重要性の高い治療・救援費用部分と賠償責任部分の補償が充実したプランです。
2019年6月から、留学期間が31日間を超える場合は、基本のプランに歯科治療補償をつけられるようになりました。(基本のプランと歯科治療補償付きのプランとでは保険料が異なります。)パンフレットの内容をよく確認して、選択してください。
学研災付帯海外留学保険パンフレット
学研災付帯海外留学保険パンフレット(歯科治療補償付き)
※学研災付帯海外留学保険(付帯海学)は教職員は加入できません。