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留学プログラム

[語学留学]ILUNOプログラム

2018年8月~8月 教育学部学生

  • 留学期間:2018年5月~2018年8月
  • 学部等:教育学部

私の留学生活を様々な3つの観点から振り返ってみたいと思います。
 《学習》
 ILUNOでは主にListening/ SpeakingのクラスとReading/ Writing/ Grammarのクラスに分かれており、最初に行われるプレースメントテストによって自分のレベルに合った授業が受けられました。個人的に一番勉強になったと感じているのは、Essayの書き方です。何回も練習と添削を繰り返すうちに書き方が分かってきた気がします。Writingが一番苦手だった私にとって大きな自信になりました。ILUNOの授業や先生方はとても素敵なのですが、少し自分のイメージと違ったこともありました。まず、私が思っていたよりも日本人が多くクラスの約半分位が日本人ということも多かったです。日本人が多いとどうしても日本語を話したくなってしまうのでなるべく英語を使うようにするのが大変でした。私は将来教員になりたいのでALTの先生と会話がスラスラできる程度の会話能力を目標にしていたのですが、自分ではもう少し会話能力を伸ばすことができたらよかったなと思います。ILUNOは学術的な勉強がメインのため自分が求めるような会話能力を伸ばすには、もっと長く滞在するか、ワーキングホリデーなどをするのもいいのかなと思いました。
《生活》
 オマハは治安がとてもよく、人もやさしくて過ごしやすいです。日本人だからと言って差別されたことは一度もないですし、むしろ誰もが歓迎してくれているように思いました。また私はホストマザーと二人でホームステイをしていますが、ホームステイを選択してよかったと思っています。ホストマザーはとてもフレンドリーで本当の家族のようにあまり気を使うことなく生活できますし、家の場所も学校から近くバスで自由に行動することができます。さらに、一番いい点はホストマザーと会話ができることです。ホストマザーはアメリカに避難してきている難民の方たちをサポートする仕事をしていて、私にとってその話を聞けることはとても貴重な体験となっています。日本ではあまり難民について考える機会はないですが、ホストマザーの話を聞いて世界が抱える問題やアメリカの現状を知ることができます。アメリカの文化や情勢を学ぶことがこの留学の目的の一つだったので、ホストマザーにはとても感謝しています。
《遊び》
 最後にフリータイムの過ごし方や、友達について書きたいと思います。ILUNOの授業は基本午前中で終わるのでかなり自由な時間があります。私は体を動かすのが好きなのでほぼ毎日、行けるときは無料で使えるジムに通っています。ジムでの運動は自分の心をリセットすることができるとても大好きな時間です。友達と予定が合うときは放課後にご飯に行ったり、買い物に行ったりもします。特に土日はどこかでイベントをやっていることが多いので、アメリカのゆったりした休日ライフを楽しむことができます。友達作りは正直大変だなというときもありました。私が来ているセッションは現地の学生の夏休み期間に当たり、学校で現地の学生に会うことが難しかったです。しかし、そんな中でも学校に会いに来てくれる「フレンズオブジャパン」というサークルの友達もいて本当に感謝しています。また、授業が一緒のほかの国の学生と友達になりたくて毎日挨拶を心がけたり、頑張って遊びに誘ったりもしました。その頑張りもあってか、セッションの終わりごろにはその子たちと遊びに行く計画が立てられるようになりました。私は人と積極的にかかわるのが苦手で、他の国から来たクラスの友達を遊びに誘うのはかなり勇気がいりました。しかし、ここで友達を誘うことができた経験は私の成長につながったと思いますし、自分の力で自分の周りの環境を変えていく力を身に付けたいと思っていた私にとって自信にもなりました。

 英語能力の向上はもちろん大切ですが、アメリカでしか挑戦できないことに挑戦したり、他の国の友達から刺激をもらって自分らしく行動してみたりと学んだことは今の時点でもたくさんあります。アメリカに来て自分を見つめなおす機会をもらえたことに感謝しています。留学に行くことを許してくれた両親に感謝しながら残りの期間も頑張りたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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