在学生
の方へ

■タイトル：ILUNO留学を終えて
　語学留学と言うことで大学の授業では文法・リーディング・スピーキング・ライティングを中心に学んだ。週5の授業のうち3日は午前で終わるが選択授業が1つあり、月・水か火・木は午後に一コマ増える。ここでは英語の発音についての授業や自国の文化をプレゼンする授業など自分が英語のスキルで伸ばしたいところを伸ばすことのできる授業を選択できる。私は発音についての授業を選択したがネイティブの先生を手本に発音をするため、留学以前よりも英語で話すとき口を大きく動かすことができるようになった。日本とは違い先生との距離が近くさらに発音するときの口元を見ることができるため手本になりやすかった。また発音の仕方が間違っているとすぐに訂正が入るため自分の発音の違いにも気づきやすかった。
　周りは英語でしか話す人しか居ないためどうしても英語で話さなければという状況が生まれ自然と英語を話したり、聞いたりする力がついていった。最初はホストファミリーとコミュニケーションを取るのですら大変だったが身振り手振りをしながら臆せず話し続けることでだんだんと円滑にコミュニケーションを取ることができるようになった。自分の英語が伝わらないから話さないようにしようとするのではなく気にせずたくさんいろいろな人とコミュニケーションを取る必要があると感じた。周りの大人は留学生であることを理解してくれるため親身になって話を聞いてくれるためとても話しやすい環境である。しかし、大人とコミュニケーションを取るよりも子どもとコミュニケーションを取る方が大変であると感じた。
　土地柄としては静岡ととても雰囲気が似ていて姉妹都市であるからなのかと感じるほどであった。特に東京などの大都市のように凄く発展しているわけではないがオマハはほどよく発展していて過ごしやすい。オマハに住む人々もILUNOの留学生であることを暖かく歓迎してくれるとても優しい人たちであった。ほどよく発展した街に優しい人々、アメリカの中心の州などから静岡との親和性を感じる。
　気候はとても過ごしやすい物であった。日本のように湿気はあまりなく夏なのにあまり汗をかかないし、かいたとしてもべたつきはなく快適に過ごせた。
　ネブラスカ大学はスポーツが盛んでサッカーやバレー、アイスホッケーなどの観戦を無料で楽しむことができる。別のキャンパスではあるがアメフトチームが有名で応援がとても盛り上がる。
　２つのホストファミリーにお世話になったがどちらの家族も温かく迎えてくれた。土日も自然公園やアウトレットなど様々なところへ連れて行ってもらった。季節によってはリンゴ果実園やお化け屋敷などもある。ハロウィンの本場であるため近所にいくつもお化け屋敷があり、家前の飾り付けからもハロウィンの雰囲気を感じられた。さらに大学ではイベントが多く、無料で動物園やフラワーガーデンに行ったり、ジャコランタンを作ったりもした。
　オマハは田舎かと思われがちであるが大学が語学研修に力を注ぎ、遊ぶ場所も充分にある。さらに人がとても優しく留学がとてもしやすい場所であると感じた。