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留学プログラム

交換留学

ヴッパタール大学(ドイツ)

  • 留学期間:2017年10月~2018年1月
  • 学部等:総合科学技術研究科工学専攻

僕がドイツのヴッパタール大学に留学にきて2ヵ月が経とうとしています。11月になり、寒さも増し、夜には0℃近くまで冷え込む日もでてくるようになりました。

まず、僕がこちらにきて思った日本との違いについて書いていこうと思います。ドイツの気候で特徴的なのが、にわか雨の多さです。基本空は曇っていて、いつ振り出してもおかしくない様子です。いちいち傘を持ち歩くのも面倒くさいので、街の人たちのように少々の雨ならフードを被るくらいで済ましてしまっています。ちょっとした用事で外に出るときに雨が降っていると少々萎えますが、大分慣れてきました。

次に、生活の中で感じた文化の違いについてです。僕は全体的にドイツは効率的な国だなと感じました。例えば、スーパーのレジはベルトコンベアを使った流れ作業のような方式です。日本のレジの形式と比べ接客性は低いものの、非常にスムーズだと感じました。また、電車には改札がなく、買ったチケットは電車内で駅員が確認するといった感じです。初めてドイツ国内で電車に乗った時、ホームを出たらいきなり街中に出たのでびっくりしました。

住居についてです。まだ本格的な冬を体験していないので分かりませんが、室内では非常に快適に過ごしています。ハイツングと呼ばれる温水を利用した暖房器具があり、この時期でも部屋ではtシャツで過ごすことが出来ています。

さて、大学についてです。ヴッパタール大学は様々な国から留学生が集まっており、色々な人種の人と交流が出来ます。毎週木曜日には留学生同士で集まる場が設けられていて、文化の違いや特徴などを直接聞いたり話したりすることができました。日本は寿司とアニメのイメージが強いらしく、日本が好きと言ってくれる留学生もたくさんいて嬉しく感じました。授業では、僕は留学生用のドイツ語コースを受講しているのですが、自分のレベルによってコースが何個かに分かれており、それぞれ20人ほどの少人数制の授業になっています。授業は全てドイツ語で行われ、どうしてもといった場合に英語が使えるくらいです。また、生徒は積極的に質問し、とても活気のある授業となっています。

ヴッパタール大学では学期の最初にお金を払うことでセメスターチケットと呼ばれるものが発行できます。これにより、州内の公共交通機関が無料で使えるので、休みの日には気兼ねなく外出することが出来ます。またヴッパタールはオランダ、ベルギー、フランスと比較的近いので連休にはそちらに出向くのも良いかなと思います。

留学前は正直、日本とは違う環境で生活することにかなり不安でしたが、こちらに来てしまえば大体のことは慣れてしまうので心配はいりません。そんな不安よりも得られることがたくさんあるのでヴッパタール大学に留学に来て本当に良かったと思っています。残りの期間も大事に過ごしていきたいです。

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