【授業】
夏学期はA2ドイツ語の授業を、毎3時間・週3~4回履修し、日々ドイツ語漬けの生活を送っていました。基本ドイツ語の授業は朝早くから始まり午前中の内に終わるので、その後は自身の専門科目である英語教育に関する授業を受講していました。語学コース以外の授業に関しても多くはドイツ語で開講されています。しかし、私の専攻する英語教育においては英語で開講されている授業がちらほらあったため、私は英語で開講されている授業を履修していました。ドイツ語A2レベルを合格した後の春学期は、ドイツ語学コースを履修せずに、英語教育に関する授業のみを選び専門科目に集中する方向にしました。英語教育の授業は主にディスカッションやグループワークがメインで、学期に2・3回ほどプレゼンがあり、授業参加度とプレゼンのできで評価されるものが多かったです。グループワークはうまくいくことばかりではありませんでしたが、その分自分の意見を主張する意識となんとしてでも英語で伝えようという思いから自身の英語力も伸びたと感じています。
【住居】
私はキッチン・トイレ・シャワー・ベッド・机・棚等がある、ヴッパタール大学寮のワンルーム1人部屋でした。必ずしも1人部屋になるかと言われればそういうわけでもなく、なかには日本人同士2人部屋という留学生もいました。しかし、私の部屋にはWi-Fiのルーターが設置されておらず、初日から泣く泣く近くの電気屋へ行き、自費で購入する羽目となりました(泣)Wi-Fiのルーターがあるかないかは前の住人次第だそうです…。カトラリー類は寮の付属品として貸し出しがあるため、特にこれといって買い足すものはなかったです。そのほか、寮の一角には「オデオン」という小さなクラブが併設されています。月2回ほど19時~早朝まで音楽がガンガンに流れ、多くの学生が集まりパーティーをするという、まさしく海外な文化を経験しました。
【食事】
基本的に食事は自炊です。外食する日もありましたが(シュニッツェル(ドイツのとんかつ)だけで2,500円はします)、とても高くついてしまうため普段は近くのスーパーで食材を買い、自炊がつらい時は授業終わりに大学の食堂メンザへ行くという生活を送っていました。隣町のデュッセルドルフまで出向けばアジアンスーパーがいくつもあり、日本食も買うことができます。とにかく留学中は白米が恋しかったため、私はタイ米のようなお米を地元のスーパーで調達しお腹を満たしていました。日本食を食べたいと思う日々でしたが、ドイツのスーパーをめぐるのもまた面白く、見たことのない食材を目にしては試してみて楽しんでいました。やはりドイツは水よりビールの方が安く、スーパーのソーセージの種類も豊富でどれも本格的でした。個人的には白いソーセージ(ホワイトブルスト)が忘れられません。
【気候】
ドイツの冬は想像以上に過酷です。夏は平均20度前後と過ごしやすいですが、冬はマイナスの気温になる日もあります。気温的な寒さは予想していましたが、なにせヴッパタールはドイツの中でも指折りの雨の日が多い地域で、冬は常にどんより曇り空の毎日でした。晴れ間がなかなかないため気分もどんより曇り空となり、軽い冬季鬱になってしまったほどです。しかし、これは現地のドイツ人もあるあるだそうで、彼らはこの暗い冬をビタミンDサプリ等の摂取で乗り切るそうです。このビタミン剤はタブレットをお水に溶かして飲み、dmというドラックストアで簡単に購入できます。私も飲んでみましたが普通のジュースみたいな味でした。
ドイツの夏はエアコンが必要ないくらい涼しい気候で、30度を超える日はあまりありませんでした。しかし、たまに訪れる30度を超える日にうっかり窓を開けてしまうと、建物が石造りであるため熱がこもってしまい、あっという間に天然サウナが完成します。暑い日に窓を開けるのは、朝方か夕方以降が良いことを学びました。
【文化の違い】
ドイツで初めに感じた文化の違いは電車の遅延でした。普通の鈍行列車はもちろん、ICEという日本の新幹線のような高速電車ももれなく全て遅れます…。片道3時間でヴュルツブルクからヴッパタールまでICEに乗りましたが、乗車中何度も停車し、結果6時間かかったときはさすがに日本に帰りたくなりました。改めて日本の電車の正確さを実感した経験となりました。また、クリスマスの時期にはドイツ国内各地でクリスマスマーケットが開催されます。有名な所で言えば、最も有名なニュルンベルク・世界最古のドレスデン・南ドイツ最大のシュトゥットガルトなどがありますが、それだけでなく、規模は違えど各街にもクリスマスマーケットがあります。私のお気に入りはケルン大聖堂があるケルン・クリスマスマーケットと、50mほどの高さのクリスマスツリーがあるドルトムント・クリスマスマーケットです!両都市とも電車で約1時間で行くことができる好立地にありました。ホットワインを片手に色々な種類のソーセージやマッシュポテトを揚げたライベクーヘンなどなど、ここでは紹介しきれないほどクリスマスマーケットならではの食べ物が沢山ありました!また、デポジットで3~5€ぐらい払えばクリスマスマーケット限定のマグカップを持ち帰ることもできるので、マグカップ集めも兼ねてクリスマスマーケットに訪れていました。
【現地での生活環境・街並み等】
また、私の趣味はスポーツなので、授業後や休日に趣味のバドミントンをしに行ったり、ブンデスリーガの試合を現地観戦しに行ったりして余暇時間を過ごしていました。ブンデスリーガの試合では、平日の夜9時ぐらいにも関わらずスタジアムには満員のサポーターたちが集まり、ビールを片手に誰もが熱心に自分のチームを応援していました。さすがサッカー大国ドイツだなと実感する機会となりました。私はこれといってお気に入りのチームがあるわけではなかったので日本人選手がいるチームを中心に観戦しに行っていましたが、テレビで見た日本人選手が海外で活躍する姿を見ると、感動するとともに自分も頑張ろうと思えるそんな機会でもありました。
バドミントンは、地元ヴッパタールのクラブチームに週3~4回ほど練習に参加し、なんと市民大会にも計5回ほど参加しました!!まさか自分がドイツでバドミントンをし、試合まで出ることになるとは思ってもいませんでした。留学生であるため取れる授業は数少なく限られてしまい必然と暇な時間が生まれます。そこで課題や勉強をするのはもちろんですが、余暇の時間を使って自分の趣味に時間を割いてみるのも良いのではないでしょうか。同じ趣味の人であれば仲良くなることも容易く、友達も作りやすいと思います。私の場合はバドミントンでしたが、スポーツは言語をそこまで必要としないので、ドイツ語が不安だった私にとっては言語の壁をそこまで感じることなく同じ競技をするものとして友達になることができました。バドミントンの試合が終わった後にみんなでご飯に行ったり、遊園地に行ったりと素敵な時間を過ごすことができました。
【今後の課題】
ヴッパタール大学では自身の専門科目である英語教育を中心に英語で授業を受講し、友達との会話も英語を中心とした生活を送っていたため、英語に関しては留学前と比べて英語力がついたと実感しています。しかしながら、ドイツ語に関しては、そこまで飛躍的に話せるようになったわけではないのが現状です。今後の課題としてドイツ語も日常会話で困ることがないぐらいになれるよう引き続き勉強していきたいと思っています。