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留学プログラム

交換留学

マサリク大学(チェコ)

  • 留学期間:2017年9月~2018年2月
  • 学部等:人文社会科学部

私は1セメスター(5か月)の交換留学プログラムでチェコのマサリク大学に来ています。こちらに来てから3か月程が経ち、だいぶ生活にも慣れ、授業もクリスマス前に終わることが出来、残りの2か月間はできるだけたくさんの国に旅行に行ければと思っています。

 マサリク大学での生活を紹介する前に少し自分自身の紹介をしたいと思います。1年間休学をし、カナダにVSCPのプログラムで留学していたので今現在、大学5年目の最終学期にチェコに留学に来ています。こちらに来る前に就活、卒論を終え、2月に帰国後、卒業式があり、その後すぐに仕事が始まります。この大学の最終学期に交換留学をする人はあまり多くないと思うのでこの時期の留学に興味がある人に是非おすすめしたいと思います。

 まずはマサリク大学についてですが中央ヨーロッパのチェコのブルノという比較的大きな町にあります。毎セメスター約1000人近くの交換留学生が各国から勉強をしに来ています。ヨーロッパの大学間ではエラスモスという交換留学プログラムが有名で1セメスターだけ異なった環境で勉強をする人が多くいます。授業はすべて英語で行われ留学生が多いこともあり多彩な授業が存在します。私がとっていたほとんどの授業でプレゼンテーション、グループワークが存在し、ただ受講するだけの授業とは異なり、参加型の授業がほとんどだと思います。住居、食事に関しては日本と比較すると格段に安いです。ただ、私の場合、終始日本のきれいな住居、健康的な野菜の多い日本食が恋しく思います。文化についてですがヨーロッパの学生はとても賑やかで社交的です。またパーティーやクラブ文化も存在します。毎週、学生主催のクラブイベントが開催され朝まで飲み、踊っています。最初は無理に彼らのペースに合わせていたのでとても疲れ、あまり楽しいとは感じなかったのですが、最近は自分のペースでそのようなイベントも楽しむことが出来ています。ヨーロッパの留学の最大の魅力はやはり旅行がしやすいことです。格安エアーやバスを使いほとんどの国に行くことが出来ます。ヨーロッパと一括りにしてもそれぞれの地域で文化、町並みが異なります。チェコ周辺の国は比較的町並み、文化がチェコに似ています。しかし、先日訪れたオランダのアムステルダムは日本のように近代的で自由で開放的な国民性もチェコとは異なり勉強になりました。

英語圏の国と異なり、マサリク大学には多くの英語を第二言語とする人がいます。言葉の壁が存在する中、相手の言いたいことを理解し、自分の意見を相手に伝え、授業中のグループワークなどの課題を協力し成し遂げることは自身の成長につながっていると感じます。また、授業内だけではなく、日々の生活、特に旅行の計画、旅行中のハプニングなどの課題を協力して解決することで達成感を得ることが出来ます。これらの経験が異文化理解につながり、自身の視野を広げてくれると留学を通して実感することが出来ます。

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