静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

交換留学

マサリク大学(チェコ)

  • 留学期間:2022年9月~2023年7月
  • 学部等:人文社会科学部

【授業】

日本の授業とは違って、生徒同士でディスカッションやプレゼンを行う授業が多かった。自分は日本について学ぶ授業を取ることで、他の国の学生から見た日本についての意見を聞くことができて、新たな観点を学ぶことができた。留学生は週5・6くらいの授業数で充分なので、それ以外の時間は図書館やカフェで友人と勉強や授業の準備をしていた。留学当初は周りの学生のレベルに驚かされることが多かったが、次第に他の留学生とも対等に議論を行うことができた。

【住居】

自分が住んでいた学生寮は一番家賃が高いところで、前年にリフォームされたばかりだったので、室内はきれいで専用のキッチンとバスルームもあったため、快適に生活することができた。前期はフランス人、後期はアメリカ人のルームメイトと2人で共同生活していた。寮内に共同スペースがなかったので他の学生と会うことは少なかったが、大学の授業などで友人は充分作ることができるため、その点を不利に感じることはなかった。

【食事】

基本的には毎日毎食自炊をしていた。自分の部屋に専用のキッチンがあったため、自炊はしやすい環境ではあった。寮の隣に学食もあったが、値段もそれほど安くなく味が良いわけではなかったため、自分で作ることが一番よかった。外食をするときはインド料理やベトナム料理を食べることが多かった。

【気候】

冬はとても寒く雪が降る日も多かった。太陽も一日中出ないためメンタル的に気持ちが落ちる日もあった。4月は暑い日や寒い日が交互にやってきて、体調管理が難しかった。5・6月は毎日快晴で日も長く、夜の9時頃まで明るかったので、毎日活動的に過ごすことができた。体調管理が難しい気候の期間が長いため、日本から薬類は多く持っていった方が良い。

【文化の違い】

文化は全般的に異なるが、むしろ違う環境で育って同じ文化を持っている方がおかしいので、文化の違いは新たな学びとして受け入れていた。特に文化の違いを感じたのは、2人目のアメリカ人のルームメイトで、アメリカ人の価値観からするとトイレは汚す場所という考えがあったので、そこはルームメイトに直接相談して、きれいに使ってもらうようにした。

【現地での生活環境・街並み等】

到着した当初は夢にまで見たヨーロッパの街並みや景色に感動していたが、正直1週間経つと見慣れます(笑)。自分が住んでいたブルノは留学生の街と呼ばれるほど学生が多いため、活気に溢れていた。バスで2時間くらいの場所にオーストリアのウィーン空港があったので、週末はその空港からヨーロッパ各地を旅行することができた。交通機関もとても発達している。デジタル化も進んでおり、基本的にクレジットカード1枚で生活できた。


到着して1週間くらい経ったときに、チェコの他の街をみんなで訪れた時の写真。


友人を誘ってサッカーを定期的にやっていた。

【今後の課題】

留学中は毎日英語を話すことができる環境にあったが、帰国後は自分で英語を使う状況を作らないと英語力が低下してしまうので、オンライン英会話や校内の留学生と積極的に交流していきたい。これからは就職活動を始めていくので、留学で得た経験を自分の将来のキャリアに生かしていきたい。


韓国人留学生と定期的に日本食・韓国食パーティーを開いていた。

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