静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

交換留学

マサリク大学(チェコ)

  • 留学期間:2025月9月~2026年1月
  • 学部等:教育学部

【授業】
マサリク大学の留学生は所属する学部に関わらず履修申請ができるため、私は英語で開講される31単位分を履修しました。授業によって1コマの長さも単位数も異なり、授業は7つありました。忙しすぎずに充実させることができたと思います。私はグローバル共創科学部からの留学ですが、教育というテーマに興味を持っていました。そのため、今回私が履修したもののほとんどが教育学部で開講されているものでした。しかし日本の教育学部の授業よりも活動的でバラエティに富んでいたのではないかと思います。例えば、チェコや日本の教育システムを比較する授業や近くの小学校を見学する授業、自分で企画したワークショップをクラスで開催する授業など、教育学以外の分野につながる学びも多いです。そのため、教育に関する興味を留学で深めつつ、英語はもちろんそれ以上の知識とスキルを身につけることができたと感じています。TAという形で日本語学科の授業に参加できたこともとても良い経験になりました。

 

写真左:自分たちの教育の概念の違いや共通点をグループでまとめました
写真右:小学校に見学に行った際、教室の後ろに遊ぶスペースがあり驚きました

【住居】
留学中の寮生活は、選択する寮によって立地も家賃も様々です。私は、大学から案内された寮のうち、ネット予約の際の混雑によって最も安い寮の4人部屋に住むことになりましたが、慣れてしまえば私には十分でした。寝る時に、照明が明るかったりたまに話し声がしたりしていても寝られる人なら大丈夫だと思います。シャワーやキッチン、洗濯機と乾燥機は共同で、二段ベッドに寝ていたので一人暮らしのような自由度はありません。しかし、部屋と大学の往復だけでなく、同じ寮に住む留学生やルームメイトと部屋で雑談したりキッチンでお互いが作る料理を食べてみたりする交流は、留学生活で大切な思い出になりました。私の重いスーツケースを運ぶのを手伝おうかと声をかけてくれる人がいたりと優しい人も多かったです。また、その寮は公園やバス停、スーパーが近く、立地も良かったです。公園でピクニックや散歩をしたり、星空を見たりするのも癒しの時間でした。

写真:寮の前の公園でのピクニックに誘ってもらい、折り鶴の折り方を教えたらとても喜んでくれました。

【食事】
自炊することが多かったですが、キッチンが共同で混雑する日も多かったので、私は電子レンジで作ることのできるもの(パスタをゆでることのできる容器をたくさん使っていました)やインスタントのスープとご飯に助けられました。スーパーでは出来立てのパンを安く売っているので、授業終わりにいろいろな種類を買って食べてみるのも楽しかったです。スーパーで買った食材と日本から持参した調味料で肉じゃがや鍋をすることもできました。チェコ料理は、メインの肉料理などをジャガイモかパンと一緒に食べるものが多く、ビールに合う味付けでした。(チェコはビール消費量世界一です!ビールは水より安い!)肉やカマンベールチーズにクランベリーソースをかけて食べる料理はお気に入りです。日本に帰ってきて簡単に食べられなくなって恋しいです。アジアンスーパーもいくつかあり、よくマヨネーズやお菓子を買いに行っていました。最近ヨーロッパでは日本の食文化が人気なので、アジアンレストラン、巻き寿司やカップ麺などをよく見かけました。

 

写真上:チェコのビールは樽のようなグラスが特徴です。私はチェコでビールが飲めるようになりました!
写真下:教育学部のカフェテリアでお気に入りだったチェコ料理(smažený sýr)です。

【気候】
到着したころはとても暖かく、秋になっても基本的に気温や降水量も日本とあまり違いを感じませんでした。ただし冬は北海道くらいの寒さで雪も降るので、体調にもより注意が必要です。私は冬服を日本から追加で送ってもらいましたが、受け取るまでに時間と手間とお金がかかるのでお勧めはしません。ブルノにはかわいい服を買えるお店(日本にもあるチェーン店も)がいくつかあります。私はムートンブーツを買って冬の旅行も暖かく過ごすことができました。

写真;少し肌寒くなってきた10月下旬に寮の前の公園で散歩した時の写真です。ヨーロッパの町並みと紅葉の景色が好きです。

【文化の違い】
留学は、寮生活や授業を通して、今まで全く接点のなかった国出身の方と交流ができ、その人の人生についてや文化、考え方を知ることができる貴重な機会でした。今まで自分が生活していた日本での当たり前が通じないことも多かったですが、それが日本での生活を見つめ直すきっかけになり、日本の良さに気づくこともありました。街でも授業でも人がいろいろな国から集まっているので、それぞれ異なる考えや好みを持っているのが当然といった雰囲気があります。そして互いの考え方や文化の違いを尊重するという姿勢がより強く感じられました。その雰囲気が好奇心旺盛な私には合っていて、日本で生活していた時ほど周りの目を気にせずに気楽に生活できていたような気がします。

【現地での生活環境・街並み等】
マサリク大学はブルノというチェコ第二の都市にあります。一大観光地の首都プラハは外国人に対して当たり前に英語が使われることが多い一方で、ブルノは基本的にチェコ語で話しかけられますが、若い世代や大学の先生方は基本的に英語を話せます。正直初めは、チェコという国に対してもほとんど何も知りませんでしたが、トラムでの移動や街中で聞くストリートパフォーマンスの演奏、一日に何度も聞く教会の鐘の音、チェコ語の挨拶、昼間からレストランのテラス席でビールを飲む人々、そして週に何度も行われているバレエやオペラのコンサート、かわいいカフェなど、ブルノでの生活をとても気に入りました。個人的には、落ち葉や雪に包まれたヨーロッパの街並みがとても好きで、街を歩くだけで楽しかったです。旅行も、首都プラハをはじめ、国内に素敵な都市が多いです。また、隣接するオーストリアやドイツ、スロバキアなどの国に電車やバスで訪れやすいのも魅力です。ヨーロッパ各地で行われている本場のクリスマスマーケットをめぐるのも、冬のヨーロッパ旅行の醍醐味です。

写真左;少し肌寒くなってきた10月下旬に寮の前の公園で散歩した時の写真です。ヨーロッパの町並みと紅葉の景色が好きです。
写真右:ブルノの旧市街のクリスマスマーケットを展望台から撮りました。プラハなど有名観光地より人が少なく、大学の帰りに少し見て回るのも楽しかったです。

【今後の課題】
留学を終えた今の課題は、留学に次ぐ新たな目標を見つけることと、半年分の経験や学びを振り返り、目標に向かってそれらをきちんと今後につなげていくことです。新たな目標に関しては、来年度の卒業研究や就職活動を通して、将来に向けてより具体的に考えていくつもりです。

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