静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

交換留学

ブラウンシュヴァイク工科大学(ドイツ)

  • 留学期間:2025年10月~2026年7月
  • 学部等:工学部

授業
 基本的に英語で開講された,自分の専門科目である機械工学とドイツ語を学ぶ授業を冬学期は5コース,夏学期に7コース受講していた.専門科目の授業は1時間半の講義と45分の演習のパートに分かれており,一つのコースで週に1度,各2時間半で,言語コースは主に週に2度,各1時間半の時間であった.授業は座学だけではなく,ペアワークやグループワークもあり,積極的な授業の参加が求められた.日本の大学の授業とは全く異なった環境であったが,共通した授業を取っていた他の留学生と仲良くなったり,共に課題をこなしたり.試験勉強したりすることができ,有意義な時間を過ごすことができた.その結果,受けた試験は全て合格することができ,達成感を感じることができた.

住居
 現地の大学生協が提供している学生寮に11か月住んだ.家賃は月397.5€で一人部屋,家具も付いており,初期に必要なものは料理器具や食器程度であったため,準備は比較的楽であった.加えて,その寮は大学から近い場所に位置し,近くにはバス停,トラム(路面電車)停留所,レンタルバイク(ブラウンシュバイク工科大学の学生は30分無料)のレンタル場所があったため,交通アクセスはとても良かった.ちなみにブラウンシュバイク工科大学の学生は授業料にDeutschlandticket(ドイツランドチケット)が付帯しており,ドイツ国内の路面電車,バス,普通列車は全て乗り放題であったため,移動にはお金がかからなかった.

食事
 毎日パスタとパン,ソーセージを食べていた.パンは種類がとても豊富で,色々な味や香り,感触を楽しむことができた.ソーセージも地域によって異なる特徴をもっていたため,様々なソーセージを味わうことができた.日本食が恋しくなった時は,日本から持ってきたインスタントのお味噌汁を飲んだり,街の中にあるアジアンマーケットでウィンドウショッピングなどして,あまり現地で日本食を購入したり.料理したりせずに,ドイツの食文化に慣れようと努力した.

気候
 冬は日中の長さは約8時間,夏は約16時間であり,一年を通して,涼しい気温であったため,過ごしやすい気候であった.冬はその日中の短さから,夜にクリスマスマーケットを訪れたり,カラオケをしたり,夏はその日中の長さから,暗くなるまで,外でバスケをしたり,サッカー観戦をしたりして,一年を通して楽しく過ごすことができた.しかし今年の夏には1か月に1回の頻度で熱波がヨーロッパを襲ったため,エアコン文化のないドイツでは大変であった.

文化の違い
 ドイツ人は日本人と似ている.これが留学前に抱いていたドイツ人のイメージであったが,実際は全く違っていた.ドイツ人はとても正直で,思ってもいないことを冗談でもお世辞でも口には出さず,表情が硬く,自分の意見を淡々と話すような印象であった.最初は,彼らと接しづらかったが,慣れていくと,自分の意見や考えを何も気にすることなく話せるその雰囲気が心地よく感じてくるようになった.また,家族文化が根強く,クリスマスやイースターでは,家族皆で過ごすことが多く,友達が私を誘ってくれ,その家族と共にお祝いさせてもらった.加えて,日曜日はスーパーやデパート等が休みになっており,穏やかに静かに暮らすという文化は今の日本に必要なものだと感嘆した.一方,大晦日には公共の場での花火の使用が許可されている為,日本のように心を落ち着かせ,除夜の鐘を聴き,年越しを待つのではなく,花火を四方八方に上げ,騒ぐことで悪いものを払い,次の年に持ち込ませないようにする文化は興味深いと感じた.

現地での生活環境・街並み等
 ブラウンシュバイクは歴史ある街であり、12世紀にハインリヒ獅子公の統治のもとで大きく発展した。現在では、ハインリヒ獅子公にちなんで「ライオンの町」とも呼ばれている.そのため中心部には中世に建てられた大聖堂や城といった歴史的建造物が並んでいる.それだけではなく,ブラウンシュバイクは学生の街であり,市内のいたるところに大学の研究機関があり,ドイツの中でも治安が最も良い町の一つとしても知られているため,世界各国から多くの学生が集まり、学んでいる。また,都市的な機能を果たしているわけではなく,公園や湖,川といった自然との調和もたくさん見られる場所となっている.加えて,冬は日中の長さは約8時間,夏は約16時間であり,一年を通して涼しい気温であったため,過ごしやすい気候であった.冬はその日中の短さから,夜にクリスマスマーケットを訪れたり,カラオケをしたり,夏はその日中の長さから,暗くなるまで,外でバスケをしたり,サッカー観戦をしたりして,一年を通して楽しく過ごすことができた.

今後の課題
 今回の留学で一番の壁は言語であった.周りの学生はドイツ語か英語どちらか一方は必ず話せる前提で事が進むため,最初はそれに追いつくだけで必死だったが,留学が終わった今でも,最大の心配要素として残っている.英語の汎用性はとても高く,世界で一番コミュニケーションを取れる言語である.だからこそ,その言語を日常会話として使うだけではなく,仕事や研究といったフォーマルな場面でも使えるようにならなければならないと今まで以上に感じるようになったため,これからも英語の実践的な活動を通じて,英語能力を向上していきたい.それと同時に,今まで培ってきたドイツ語を風化させないよう,自分なりにドイツ語を使う機会や頻度を最大限高め,ドイツ語の更なる習得も目指したい.そのためにもまずは,今自分ができること,しなければならないことを確認し,これから何をすべきかを捉え,行動していきたい.

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