静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

交換留学

ブラウンシュバイク工科大学(ドイツ)

  • 留学期間:2017年10月~2018年7月
  • 学部等: 農学部

私は、ドイツの中心より北よりのブラウンシュバイク にあるブラウンシュバイク 工科大学へ2年生の後期から1年間休学して留学しています。 私は、ドイツの環境先進国、有機農法、食料廃棄問題に関心が高いなどの面から、どうしてそのような意識が国民や、企業、国にあるのかを知りたくて、ドイツという国を留学先に決めました。ブラウンシュバイク 工科大学でそのような分野が学べるわけではありません。しかし、学校で会った友達つてに食料廃棄問題改善に関わる機関を知ることができましたし、休みには農家さんのところへ泊まり込みで実践的な農業や、話を聞くことができています。自分の興味があることややりたいことを人に話して共有することがきっかけで自分の世界を大きく広げることがあると発見しました。
自転車が故障した時に、学生がよく行くと言われている自転車修理場へ行きました。その名の通り、修理屋さんではなくそこにある器具や部品を使ってお店の人のアドバイスから自分で直す所でした。自分で直すので、次に壊れた時はアドバイスなしで自分で直すことができます。知識を共有してみんなの技術が上がっていくこの仕組みはむっちゃいいと思いました。日本にも作りたいと思いましたが、友達の顔を想像するとめんどくさいと言っているのが想像できました。ただの想像ですが、日本はなんでも頼んでお金払ってやってもらえる便利さに甘え過ぎて自分でできることが少ない社会のような気がしました。日本にもドイツにも魅力的なところがあることに気づかされて、留学に行ったら本当にいろんなことを意識するようになりました。
休みの日に同じ授業で友達になったパレスチナ人とハンブルクへ行き、何気なく参加したツアーから思いがけずドイツの過去の戦争の捉え方について一緒に学ぶことができました。また、彼女と話す中でパレスチナや他の国では、戦争が過去のものではない現在のものであることや、その現状について自分があまりにも無知なことに気づかされました。このように留学は、留学先だけでなく、さらに多国のことも学ぶことができる良い機会だと思います。時間はあっという間に進んでしまうので、少し慣れて疲れたとしてもここで学べることを貪欲に追求したいです。

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