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留学プログラム

交換留学

ブラウンシュバイク工科大学(ドイツ)

  • 留学期間:1年
  • 学部等:工学部機械工学科

2016年2月29日

 ようやく一通りの期末テストを終えて春休みが始まったところで、ここまでの出来事を振り返ると色々なことがあったなと感じています。ブラウンシュバイク工科大学に留学するにあたり、これまでに日本から留学した人が少ないためか現地の情報があまり得られませんでした。そのため、分からないことだらけで現地に到着する前からとても不安でした。そしていざ現地についてみると、その不安通り大変苦労しました。一番大変だったと思うのは、住居探しだったと思います。留学先に着いてまず1週間ほどホテル生活が続き、その後色々あり計3回ほど引っ越す羽目になり、まったく気持ちが落ち着きませんでした。ついに帰国までの間滞在できる住居が見つかり、4月から入居することが決まりました。住居が重要なのは、もちろん生活するために必要なのと様々な手続きに住所が必要だったので、それに伴い銀行口座開設などでは非常に苦労しました。しかし、留学先の国際交流課の方々や友達のおかげで何とか乗り切れたのでとても感謝しています。この半年間は前述のような出来事などで非常に苦労したのですが、同時に様々な体験をすることが出来たと前向きに考えています。
 ブラウンシュバイク工科大学にはあまり日本人の留学生がこないらしく、前期は一人もいませんでした。このことは、語学力を伸ばしたい方にとっていいことだと思います。日本人が珍しいので、色々と聞かれることも多く話も盛り上がりやすいです。特に、色々な国からの留学生の方々と話をすると、ほとんどが日本のアニメや漫画などを見たことがあるらしく、どれだけ日本のアニメが人気あるのかを実感することが出来ました。ブラウンシュバイク市には、国際交流のためのイベントを開催する様々な団体があり、フェイスブックを通じて参加を募っています。基本的に週一回ほどのペースで、バーに集まって話したり、工場を見学したり、留学生がそれぞれの国の料理を持ち寄ってみんなで食べたりというようなイベントが開かれます。自分は、授業と重なることが多かったのでイベントの総数の半分ぐらいしか参加できなかったので、後期はそうならないことを願っています。
 この大学では、いくつか英語での授業(歴史や文化、工業系の専門科目)があり、前期はドイツ語の語学コースのベーシック、スピーキング、アディショナルコースの3つと流体力学、固体力学、構造力学の3つの計6つ取ることにしました。語学系の授業は簡単だったので無事試験には通りましたが、専門科目のほうは、まだ結果は出ていないのですが通ることはできなさそうです。計算などは式やり方を覚えさえすれば、何とか解くことが出来るのですが、記述のほうに関して、覚えるのも大変ですがきちんと論理立てて書くということがさっぱりできませんでした。後期はここを訓練していこうと思います。
 先ほども書いたように、無事半年分の住居を確保することが出来たので、これからはさらに色々なことに挑戦してみようかなと思っています。

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