静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

交換留学

ネブラスカ大学オマハ校(アメリカ)

  • 留学期間:2015年8月~2016年5月
  • 学部等:教育学部

私は静岡大学では教育学部生として勉強しているので、ネブラスカ大学では他の分野に挑戦してみたいと思い、社会学、政治学、宗教学、公衆衛生学、地学などを履修しています。最初は見たこともない単語ばかりで辞書を引いてばかりで大変でしたが、勉強していくうちにそれぞれの分野が互いに関連しあっていることに気づき、自分の専攻である教育学にも生かせると思いました。また、今起こっている世界での出来事をNew York Timesなどの新聞でチェックするようになりました。キャンパス内で三種類の新聞が手に入るのでとても便利だと思います!課題は読む量が多いですが、試験の内容は授業で先生が話す内容がほとんどだと思うのでノートをしっかりとっておくと試験対策ができます!私の場合は授業によりますが、政治学などはパワーポイントや先生のメモが何もないので、先生の話す内容をノートにそのまま書いています。
 また、勉強だけではなくUNOの活動グループでは日本の文化を伝えるFriends of Japanというグループに入っています。主な活動は月に1~2回ほど大きな文化交流イベントが校内外であり、そこで書道、折り紙体験コーナーを設けたり、ソーラン節の披露をしたりしています。浴衣を着る機会が多いので、アメリカに来てから自分で浴衣を着られるようになりました。また、私はダンスが好きなのでUNOの社交ダンスチームに入り毎週2回ほど練習しています。大きなステージは一学期に三回ほどあるので衣装も選びも楽しみの一つです。またSustained Dialogueという会議のグループがあり週二回ほど集まりEthnicity, Age, Race, Social-economic status, Ability, Religionなどについて話し合っています。他の国からの留学生が多いUNOだから様々な視点や経験から話し合えるとても良い機会だと思います。このグループでは合宿会議があり三日間一日10時間以上の会議をすることもあったのですが感動し涙する場面も多々あり有意義な時間だったと思います。また、ボランティア活動でのService learningでは小学校訪問やシニアセンターでの活動があります。今年に入り多い時には週二回ほど行っています。今のところは、自分の特技のダンスを生かすためヒップホップパフォーマンスを行ったり、日本の文化を伝えるため5人のシニアの方に着物着付け体験をしてもらい着物についての説明をしたりしました。UNOには様々な活動に参加できる情報と機会がたくさんあるので多くのイベントに参加し色んな人に出会うと良いのではないかと思います。
 また、寮ではルームメートに恵まれアメリカ人、メキシコ人、中国人の学生と暮らしています。
本当に一緒にいると落ち着くメンバーで一緒に買い物に行ったりイベントに参加したりしています。去年の年末にはルームメートの家族の家に一週間ほどお世話になりました。お互い、それぞれの料理を作りあったりもするので、多国籍料理も楽しんでいます。何か問題があると必ずルームメート全員で直接話したり相談したり仲なので、よく他の人の寮で見る紙などのメッセージで書いて置いておく方法よりも良いような気がします。
 旅行については今までIowa, Colorado, Missouriに行きました。普段ダンスの練習や課題で忙しいのであまり旅行に行けませんが、この学期が終わったらNew York, Toronto, Prince Edward Island, Los Angeles, Las Vegas, Grand canyonに行ってから帰国する予定なのでとても楽しみです。特に「Anne of green gable (赤毛のアン)」の原作を三年前に読み、Prince Edward Islandにはずっと行ってみたかったので夢が叶って本当に嬉しいです。また、New Yorkではストリートパフォーマンスをするのが夢なので、あと残りの一か月で準備ができたらやってみようと思います。
 オマハは寒暖の差が激しく夏は暑く乾いていて、冬はとても寒くマイナス15度くらいになります。私は寒い気候がとても苦手でしたが意外と大丈夫でした。室内はいつも気温が調節されているので安心です。また、オマハのダウンタウンには可愛いカフェ、美味しいアイスクリーム屋さん、アンティークショップ、本場の盛大なバスケットボールの試合を見られる大きな会場、癒しの公園や池などがありとても楽しめます。興味深い授業、挑戦できるたくさんのイベントや機会、豊かな自然、優しい現地の人々、多国籍の留学生、美味しい食べ物が経験できるUNOに留学できて私はすごく嬉しいです。

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