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留学プログラム

[語学留学]ILUNOプログラム

2017年6月~10月 人文社会科学部学生

  • 留学期間:2017年6月~2017年10月
  • 学部等:人文社会科学部

オマハの夏
私がオマハに到着したのは6月の猛暑の続いていたときでした。留学前に自分で調べて夏が暑いことは知っていましたが、あまりの猛暑、そして日照時間の長さにとても驚きました。反対にオマハの冬は大量の雪と短い日照時間で厳しい寒さになるそうです。そんな気候の問題もあってか、オマハの夏は野外のイベントが充実していました。週に1つ以上イベントがあることも珍しくなく、オマハの夏を楽しむのには最適だったと思います。主なイベントはライブ、屋外での映画、演劇などです。ライブと言っても穏やかなものがほとんどで、のんびりピクニックをしながら音楽を楽しむという感じのものでした。イベントの情報は大学が提供してくれることが多く、それ以外にもフェイスブックなどで簡単に探すことができます。多くのイベントが公共の公園などで無料で、夜が長いので長時間楽しめました。他にも現地の人々は屋外で楽しむことが好きなようで、プールやバーベキュー、湖でのフィッシングなど、屋外の遊び場がたくさんありました。また独立記念日が近くなると、どこの地域でも毎晩花火が上がり、ライブやミュージックフェスティバルが様々なところで行われていたことがとても印象的でした。
私が最も行って良かったと思った屋外イベントは気球フェスティバルでした。オマハの中心部からは少し離れえいて、まわりはトウモロコシ畑が広がっているようなのどかな場所が会場でした。明るい時間は気球が広大なネブラスカの空を飛ぶところを見ることができ、暗くなると、ライトアップのように光る美しい気球が並ぶ風景を見ることができました。とても幻想的で今でも私の目に焼き付いています。このフェスティバルではほかのイベントと同じように、充実した屋台とバンドの生演奏がありました。気球を見るだけでなく、いかにもネブラスカらしい場所で音楽と食事を楽しむという日本ではあまり簡単にはできない経験ができたと思います。
オマハの秋
夏の終わりから秋にかけて、私はネブラスカの果樹園に4回行く機会がありました。どの果樹園も素晴らしい桃やリンゴなどの果物を育てていて、それを量り売りでかなり安く変えました。9月の後半になるとどの果樹園でもリンゴの収穫祭のようなものやハロウィーンを意識した催しをしていました。アメリカと日本の文化的な違いを見ることができ、とてもおもしろかったです。また、果樹園の多くは周りが畑に囲まれていて、広大な畑の中にポツンと果樹園があるという感じでした。そのため、果樹園に行く道中の風景が日本では決して見ることのできない風景で、それすらも自分にとってはアメリカにいるということを非常に強く実感させるものでした。
下の写真はハロウィーンのイベント中に行ったところの写真です。

オマハの生活は日本での日常とは大きく異なり、困惑することも多かったです。しかし、この留学を通してたくさんの貴重な体験をすることができました。本当にオマハに行くことができて良かったと思います。

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