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留学プログラム

[語学留学]ILUNOプログラム

2016年8月~10月 人文社会科学部学生

  • 留学期間:2016年8月~2016年10月
  • 学部等:人文社会科学部

私がILUNOを選んだ目的は、休学せずに留学をすること、英語力を向上させることの二つでした。オマハという穏やかでのどかな、どこか静岡のような雰囲気を感じさせるこの街で過ごした2か月間を振り返り、その成果や感じたことを報告しようと思います。
 すべて英語という環境の中で私が特に大切だと思ったのは、積極性という点です。例を挙げれば、中東や南米などの国から来ている留学生は自分の考えをとにかく話します。授業を通して日本人は文法がめっぽう強いと感じることは多々ありましたが、話すのは苦手な人が多いです。他の国の人たちは文法が曖昧でも自分の思っていることを相手にしっかりと伝えることが出来ていて、自分から発信しようとするトライの姿勢は見習うべきものだなと思いました。また、充実した設備をフルに使って、毎日多くの人がジムでのトレーニングやスポーツで汗を流していたり、図書館で遅くまで勉強していたりと、積極的に自分の生活をより良くしようとする学生たちを目の当たりにしました。こうした刺激的な環境に身を置けたことは自分にとって間違いなくプラスになったと思います。自分も負けないようにと選択授業の追加を願い出てみたところ、快く手続きをしてくださいました。自分から動いてみれば、それをサポートしてくれる体制は整っているのだと感じました。
 目的としていた英語力を伸ばすという面では、それなりに手応えはつかめたかなという印象です。私が受けていた授業は宿題が多く、それに追われる日々でした。大変だと感じることも少なくなかったですが、セッションを通して多くの事を学ぶことが出来ました。しかし、話すことや聞くことにおいてはやっと慣れてきたかなというところで終わりを迎えてしまい、やっぱり2か月では物足りないなと感じます。自分なりには、日本では学べない事を経験できたと思うので良かったと思うし、これらの経験を活かしてこれからさらに英語を勉強していこうという思いが強まりました。
 この2か月間の留学は、自分にとって間違いなく大きな財産になったと思います。英語の勉強だけでなく、たくさんのイベントやアメフト観戦などを通してアメリカの文化を体験できたこと、世界のいろんな国の友達ができたことは貴重な経験でした。短い期間でしたが、この留学から得たものは大きかったです。

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