静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

[語学留学]ILUNOプログラム

2015年8月~10月 教育学部学生

  • 留学期間:8月~10月
  • 学部等:教育学部

2015 年 9 月 29 日

 私がオマハに来て約1ヶ月、今まででの留学生活について報告させていただきます。まずはこちらでの授業について書きたいと思います。私は1500 のintermediateクラスの授業を受けています。始まった当初は、先生の言っていることを理解するのに脳が追いつきませんでした。またクラスメイトの話す英語もそれぞれの国によってアクセントや発音にくせがあるため理解するのに苦労しました。でも今は慣れ、ここの国ではこういう英語のくせがあるのだなと理解したり、先生の言っていることも大体分かるようになってきました。1500のRGWでは、リーディング、グラマー、ライティングを主に行います。カンマのルールや、大文字にするときのルール、エッセイの書き方を習いました。また毎日、本を読んで週末にはその要約を書く課題もあります。今まで知らずに使っていたものも多く、ルールが分かってとても勉強になっています。また、英語の長文もこちらに来る前は読むのに少し抵抗がありましたが、今はとりあえず読もうと前向きな気持ちで長文に取り組むことが出来るようになりました。Speaking&Listeningのクラスでは、スピーチやノートの取り方、口頭での要約、ディクテーションを行っています。今までで文章を下書きで書いたものをみて、スピーチをすることはしてきましたが、メモ書きだけで、人前で話をしなければいけないのでそこが大変だと感じています。また話し合いをする際、自分の思っていることをすぐに英語にできないのでもどかしく感じています。でも段々とこちらも慣れてきているように感じます。他の国のクラスメイトはすぐに答えられているのですごいなと感心しています。どちらの先生もとても優しく、丁寧にわかりやすい言葉で教えてくれます。また生徒との距離も近く毎日楽しい授業を受けられています。いい先生に教わることが出来てとても嬉しいです。

 次に住居について書きたいと思います。私はホームステイをしています。ホスト先にはファザーとマザーとUNOに通っている日本人のハウスメイトがいます。週末には孫たちが来たりもします。みんなで湖に泳ぎに行ったり、キャンプカーを使ってキャンプ場でキャンプをしたり、家でBBQをしたりしました。私のホストはもう何人も留学生を受け入れているため、時々前に住んでいた人が家に来ることがあります。家の中でも国際交流ができるのでためになっています。
 食事はホストファミリーが日本食が好きなので毎日お味噌汁とご飯を食べることができ、日本食が恋しくなることはありません。平日はヘルシーな食事が多いのですが、週末は出かけたり、BBQすることが多いので高カロリーな食事になることが多いです。だから平日大学のジムに通って運動するように心がけています。毎日送り迎えしてもらっているので自分で気をつけないと孫達と遊ぶとき以外中々体を動かせません。これからも週末は高カロリーな食事も楽しみつつ、適度な運動をしていくようにします。
 文化について感じることは、オマハの人達はアウトドアが大好きだということです。家にキャンプカーもあるし、ジェットスキーもあります。夏休みではない普通の土日なのにも関わらずキャンプ場に人が沢山いて驚きました。また大学生でも外で行うゲームをよくやっていて、日本では外で大学生がゲームをして遊んでいることがあまりないので驚きました。私はこちらに来て初めて蜂に刺されました。私にとっては一大事だったのですが、ファミリーはいつものことのように薬をすぐに持ってきてくれたので、やはりアウトドアだからこそ、蜂に刺されることは日常茶飯事なのだと感じました。8月は日差しが強く暑い日が続きましたが、最近は朝晩は寒く日中は暑い日々が続きました。いつも半袖を着ようか長袖を着ようか、服選びが大変です。
 もちろん1ヶ月では、自分の言いたいことがすんなり出てこないし、ネイティヴ同士の会話では何を言っているのかわからないことが多々あります。でも段々と間違った文法でもいいから話そうとする力はついてきました。またいろんな国のことも知ることが出来るのでとても興味深く、楽しいです。こちらの大学に通っている日本人や、他の国から来ている留学生と交流したことで、英語はツールなんだということに気がつきました。英語ができるのは当たり前でその上で何か自分の得意とするものを身につける必要があるのだと気がつきました。日本にいただけではこのことに気がつくことが出来なかったと思います。また日本の良さを実感したり、こちらの良さも実感することが出来ます。オマハの人はみんな温かいなと感じています。また外国人の友達だけでなく、日本人でも他の県の友達が出来たり、先輩と仲良くできたりするのも嬉しいことのひとつです。外国人の友達もいろいろな年齢層がいて、「私の国に来たら、案内してあげるね」と言ってくれ、すごく嬉しいです。今年は姉妹都市交流50周年ということで、バンケットにも参加させていただきました。とてもよい思い出になりました。あと1ヶ月を切りましたが、これからも毎日英語はもちろん、アメリカ文化、他の国の文化も吸収して充実した毎日が送れるように頑張ります。日本に帰りたいと思うことがあまりないくらい楽しく過ごせています。もっともっと帰りたくなくなるぐらいいろいろな貴重な経験をしてきたいと思います。

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