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留学プログラム

[語学留学]ILUNOプログラム

2015年2月~8月 人文社会科学部学生

  • 留学期間:2月24日~8月20日
  • 学部等:人文社会科学部

2015年7月31日

 日本でオマハについて聞いたとき、みんなとうもろこしが有名だと言っていたので、オマハは一面とうもろこし畑の田舎町だと思っていました。しかし実際に行ってみると、街並みがきれいでおしゃれなお店が立ち並ぶダウンタウンや、世界大会も行われる競技場、大きな野球場、映画館、美術館、ショッピングモールやゴーカート場、美しい教会、大企業の高層オフィスビル、かわいい家が集まる閑静な住宅街など、UNOの周りは想像以上に栄えています。オマハでは意外とたくさんの催しがあり、ILUNOの学生無料のアイスホッケー観戦や野球観戦、スケートリンクでアイススケート、食べ歩きができる祭りのようなものや、フリーコンサート、週末にはフードマーケットもあります。オマハの人は優しく、すれ違うときに挨拶をしてくれたり、丁寧に道を教えてくれたりと、町の雰囲気は静岡と似ていると思います。
 私にとってILUNOの最大の魅力は、非常に多くの文化を体験できたことです。オマハでできた友達の出身地は、中国、台湾、韓国、東ティモール、タイ、べトナム、ロシア、インド、トルコ、オマーン、サウジアラビア、イラン、エジプト、リビア、ガボン、セネガル、ナイジェリア、スーダン、ベナン、スペイン、ブラジル、コロンビア、メキシコ、アメリカです。そのため、アメリカのファーストフードだけでなく、いろいろな国のレストランがあります(日本食も)。私はルームメイトがメキシコ人と中国人だったので、彼らが母国の料理を作ってくれました。また、私はアラビア語圏から来ている友達が多かったので、頻繁にアラビア料理を食べていました。
 英語力に関しては、6か月間ここに滞在して確実に伸びました。発音はネイティブのようにきれいではないし、プレゼンテーションは苦手だし、語彙力もまだまだ足りません。また映画を見ても、聞き取れないところはいっぱいあるし、会話で政治・経済や社会問題についてなど、難しい話になるとうまく文を作れず、スムーズに話ができません。しかし、先生やホストマザー、友達とは不自由なくコミュニケーションがとれます。英語だけの環境に身を置くことで、文法に忠実な英語ではなく、ネイティブの英語に近い表現が以前よりもできるようになりました。また、限られた語彙力で説明する力がついたり、宿題で本を毎週約40ページずつ読み切ることで、英語を読むことに対して苦手意識がなくなったり、授業で作文の書き方を細かく教えてもらうことで、自分のライティングに自信がついたりしました。

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