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留学プログラム

夏季短期留学

ネブラスカ大学オマハ校(アメリカ)

  • 留学期間:2016年8月8日~2016年8月30日
  • 学部等:人文社会科学部・教育学部・工学部・情報学部

ネブラスカ大学オマハ校【人文社会科学部 2年 鳴嶋一透】
とても楽しく充実した留学となった。UNOではコンバセーションパートナーとすぐに仲良くなり、会話や放課後一緒に遊ぶ中で、楽しく英語力を向上することが出来た。リスニング、スピーキングはもちろんのこと、正確な発音やアクセントなどネイティブスピーカーから学ぶことはとても多かった。現在もLINEやFacebookで英語のやり取りを行い、英語の勉強へのモチベーションや新しい発見を得ている。
ホストファミリーは様々な場所に連れて行ってくれた。ダウンタウンやビール工場、野球スタジアムなど見聞を広めることが出来た。さらに、その場所で自分たちのことを知らない一般の人と会話をする機会も得ることが出来た。フレンドリーな方が多く、こちらから話しかけても嫌な顔せずに会話を続けてくれた。ホストファミリーは又、自分たちのほかにクウェート人とサウジアラビア人もホームステイをしており、その人達との会話も経験することが出来た。
一週間のネブラスカ~サウスダコタ横断旅行では大自然を満喫するとともに留学メンバーと仲を深めることができた。日本では決して見ることのできない広大な平原や空一面に埋めえつくされた星々、野生のバッファローやプレーリードッグなどを楽しんだ。一週間、共に朝食を作り、観光をし、何をするにも一緒のメンバーで、普段の生活では得ることができない友情をはぐくめた。
短期で決して長くはない留学であったが、英語力はもちろんのこと、アメリカの友達が出来、コミュニケーション能力が身に付き、ネブラスカとサウスダコタを堪能し、得ることがとても多かった。この留学で学んだことを生かして、この先の英語の勉強であったり、長期留学、さらに就職とこれからの人生の糧にしたい。

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ネブラスカ大学オマハ校【人文社会科学部 1年 小黒泰輔】
今回の留学には英語力の向上という大きな目標があったが、それ以上に自分に影響を与える体験があった。留学期間で交流を深めたUNOの生徒たちやホストファミリーには日本に興味がある人が多く、その人たちと英語を用いて日本について話せたことだ。そのことから英語はただ海外の人とコミュニケーションをとれるだけのものでもなく、自分が住んでいる国について発信することのできるツールにもなるのだということを実感した。英語という言語が可能とすることの多様さに気づくことのできた有意義な留学であったと僕は思う。
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ネブラスカ大学オマハ校【人文社会科学部 2年 仲村和恵】
この短期留学を通して、私はたくさんの初めての経験ができました。初めてのホームステイ、初めての周りがすべて英語である環境、乗馬体験、みんなでキャンプなどなど・・話し始めたらとまらないぐらいの多くの貴重な経験をすることができたと思います。私がこの短期留学において一番思い出深いのがコンバセーションパートナーとの交流です。彼らは夏休み期間中であったにもかかわらず、ボランティアで私たちの英語の勉強を手伝ってくれたり、私たちのために時間を割いてまでコミュニケーションをとってくれようとしてくれました。日本の学生にはこのように積極的に自分の時間を割いてまでボランティアをする人はなかなか見かけなかったのですごく感慨深かったです。また、彼らはちゃんとした将来の目標もあり、本当に素敵な人たちばかりでした。なので、私もこれからちゃんとした将来の目標を持って、もっと英語力を上達させて彼らともっとスムーズにコミュニケーションが取れるようにがんばりたいと思いました。

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ネブラスカ大学オマハ校【教育学部 2年 川崎美紀】
私はもともと留学を考えていましたが、いきなり長期留学するのには抵抗があったため、この短期留学のプログラムに参加しました。参加前と後でアメリカに対する見方も変わりましたが、何よりも英語に対するモチベーションが上がり、絶対にもう一度留学したいという強い気持ちを持つことができました。
この留学で特に自分にとっていい機会であったのはカンバセーションパートナーとのカンバセーションクラスでした。もともとリスニングもスピーキングも苦手だったのではじめてのクラスではとても緊張していました。確かにアメリカの学生が話すスピードはとても速く、全部を聞き取ることは難しかったですし、自分の言いたいことがなかなか言えず悔しい思いもしました。感謝したいときに「Thank you」 しか言えず、感想を述べる時には「It’s good!」などのシンプルな意見しか言えず、もっと日本語ならこんな風に言えるのにと考えては悔しくなりました。しかし、それ以上に自分のつたない英語でもアメリカの学生と会話ができたことはとても嬉しかったし、英語を勉強している自分への励みにもなりました。もっといろいろ話してみたいと思い自分から質問したり話しかけたりして、この機会を存分に活用し楽しみました。基本的な語彙力が足りないことやあいづちの種類が少ないことなど実際に話してみて多くの課題も発見できました。今までの英語の勉強は無駄ではありませんが、実際に使える英語はまだまだ訓練しなければならないのだなと痛感しました。英語しか使えない状況というのは日本ではないことなので、このような環境に身を置くことですら貴重でした。またこの授業を期に外国の友達もたくさんできました。みんな同い年くらいであるため緊張せずに英語を使うことができたし、若者の使うスラング文字を教えてもらい使ったり、流行の歌手や文化の違いなどいろんな話をしたりして楽しみました。外国の友達ができて英語で話していることは今までの自分ではないみたいでとても不思議な感覚でしたが、帰国後も連絡を取り合ったり、将来絶対に会う約束をしたりと、彼らは私にとってかけがえのない存在になりました。次に会うときまでに絶対に英語力を上げて会話を楽しみたいとモチベーションも上がっています。
一週間にわたるサウスダコタ横断旅行もとても充実したものでした。旅全体を通じてアメリカの自然の壮大さを肌で感じました。移動中に見たとうもろこし畑の広さや奥行きを感じないほど広く続く広大な景色は今でも脳裏に焼き付いています。また、ジープに乗って山の頂上まで行ったことや、ジャングルのような川でカヤックをしたこと、山道で乗馬体験をしたことなどどれも今まで経験したことなかったですし、ワイルドな感じがしてとても思い出に残っています。旅中の数日間は自分たちで朝食を作るため、アメリカのスーパーマーケットにも初めて行きました。ここでも日本とアメリカの違いを多く見つけました。お店自体が大きいし、フルーツも野菜もおいしそうに並べてあり、とても興味深かったです。特にシリアルの種類の多さ、デザートの色の派手さには驚くと同時にアメリカと日本の違いをダイレクトに感じました。
ホームステイも自分にとって貴重な体験となりました。私のホームステイ先の家族はとても健康志向だったので想像していたジャンクフードを食べることは少なく、健康的な食生活を送ることができました。今年は丁度オリンピックイヤーだったのでホームステイ先でオリンピックを見て家族と一緒にアメリカと日本を応援したのもいい思い出です。私の英語を笑顔で聞き取ってくれて会話をしてくれた両親には感謝しかありません。またいつか絶対に会いに行きたいです。また、ホームステイ先には私たちの他にもう一人広島出身の留学生がいました。彼女と彼女の友達が休日に観光に連れて行ってくれました。たった1日でしたがオマハの観光すべきところを網羅することができてとても楽しかったです。みんな日本人ですが英語を流暢に話せていてかっこいいなとつくづく思いました。今回の留学に来ていなかったらこの出会いもなかったので一期一会を大切にしたいと思います。
今回の留学では念願のLAにも行きました。LAにはアメリカ人の他にもいろいろな人種の人がいて国際色豊かで街を歩くだけでも楽しかったです。時間は短かったですが有名な観光地にもたくさん行けてとても楽しかったです。いつか個人でも旅行してみたいです。また、本当に同じアメリカなのか疑うほどオマハとは雰囲気が違い、正直驚きました。LAのにぎわう都会の良いところ、オマハの自然豊かなところ、アメリカの様々な側面を見ることができた気がします。
この短期留学に参加して良かったと心から思っています。たった1ヶ月でしたが今までにないくらい濃い時間でした。留学に行くと世界が変わるとよく聞きますが、その言葉通りでした。本当に世界が変わり、視野を広げることができました。科目としての英語という見方から、コミュニケーションツールとしての英語という見方にもなりました。ホームステイで出会った家族、日本人の留学生、カンバセーションパートナー、静大のメンバーなど新たな出会いも多くあり、その全てが今回の留学を素敵なものにしてくれたと思います。外国に友達ができ、英語での会話が楽しくて英語がもっと好きになったので、この気持ちでさらに英語を向上させてまたいつか絶対にオマハに戻りたいです。本当に最高の1ヶ月でした。私の留学に関わってくださった全ての人に感謝します。ありがとうございました。
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ネブラスカ大学オマハ校【教育学部3年 田中桃子】
【授業について】
大学では朝9時から11時まで英語の授業がありました。私たちの先生はクリスという男性の方でした。私たちが緊張しないように、授業初めにみんなでダンスをしたり、授業中に間違えたりしても、「OK!OK!ノープロブレム!」という明るい雰囲気だったので、リラックスして授業を受けることができました。授業は毎回テーマが決まっていて、アメリカの歴史や動物、食べ物、文化などさまざまなトピックがありました。私は、英語のスラングがテーマの授業が一番印象に残っています。インターネットや洋楽の歌詞で目にしたことのある言葉を教科書に沿って学ぶのではなく、私たちが興味を持てるような内容で授業を行ってくれたことが、授業を楽しめた理由の一つだと思います。
11時から12時までは、UNOの生徒であるカンバセーションパートナーと会話をする時間でした。日本語を勉強していたり、日本に興味があったりする学生が多いので、すんなりと輪に入ることができました。日本のキャラクターが描かれている私の筆記用具を見て、「あ!これ知ってるよ!」と言ってもらえた時は、嬉しかったです。やはり、共通の話題があると話も弾むし、仲良くなれるきっかけになるのだと思います。相手の文化や背景を知るということは外国人と交流するのに大切なのだと改めて学びました。

【旅行について】
一週間のサウスダコタ横断ツアーではさまざまな場所を訪れ、多くのアクティビティを体験しました。私が特に印象に残っているものを書きたいと思います。
■ジープライド
旅行の3日目に、サファリジープに乗りました。車には天井や窓が無く、日差しや風を直接感じることができるのが気持ちよかったです。一方で、でこぼこ道を揺れながら進んで行ったり、山の頂上まで一気に登っていったりするのでスリルも味わえます。道の途中で、バッファローの群れも見ることができました。遠目からでしたが、30頭以上はいたと思います。サウスダコタにいる際に、バッファローを見る機会は他にもありましたが、この時が一番数が多かったです。
■マウントラッシュモア
4日目に見学しました。アメリカ大統領の顔が彫刻された建造物として有名ですが、遠目から見ても分かるその精巧な作りと迫力に魅了されました。主にダイナマイトで岩を削っていたということにも驚きました。博物館には、爆発を疑似体験できるスイッチも設置されていて、楽しみながら学ぶことができるのでお勧めです。正直訪れる前は、大統領4人全員の名前が答えられなかった自分ですが、今では完璧に覚えています。
このプログラムは何年も前から行われていて、より良いものになるように毎年改善されているということを聞きましたが、本当に魅力的なツアーでした。日本にいても経験できないことをこの一週間にぎゅっと詰め込んだような、非常に内容の濃いものでした。アメリカの広大さ、自然の豊かさ、歴史を感じる建造物やモニュメントなどを写真やテレビで見るのと、実際に体験し、肌で感じるのとでは全く違うのだということを実感しました。

【ホストファミリーについて】
私のホストファミリーは、お父さん、お母さんそしてペットの猫という家族構成でした。彼らは私にとって初めてのホストファミリーでしたが、彼らと一緒に過ごすことができてよかったと心から思っています。慣れない環境で生活する私のことをいつも気遣ってくれました。そのことを特に感じたのが食事の時です。アメリカの食事というと、油が多くて野菜が少ないというイメージを持っていました。また、それが出てくることも覚悟していました。しかし実際はそんな心配もいらず、毎日サラダやフルーツがついた健康的な食事をすることができました。味の好みや好き嫌いを聞いてくれたのもありがたかったです。また、ショッピングモールや、スーパーマーケット、食べ物屋さんなどさまざまな場所に連れていってもらいました。日本のお店と比べて、売っている物の違いや値段の差などを話すのが面白かったです。週末の夜はお母さんの友人の家のパーティーに招待され、多くの人と出会い、食事やダンス、ゲームをして素晴らしい時間を過ごしました。初対面の人と顔を合わせてダンスをするなど、日本では想像できないと思いますが、海外にいるからこそできる体験だと感じ、思い切り楽しむことができました。

アメリカで過ごした約3週間は本当に充実していて、あっという間でした。毎日が楽しいことの連続で、アメリカにいる間はずっといきいきしていたような気がします。このような素晴らしい体験ができたのも、一緒に過ごした友人やサポートしてくださった先生方や国際交流課の方々、カンバセーションパートナーのみんな、ホストファミリー、そして留学に理解を示してくれた両親のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
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ネブラスカ大学オマハ校【教育学部1年 鳥居優理香】
私は、大学生になったら必ず留学しようと心に決めていたので、夏季短期留学のプログラムを見つけ、即参加しようと決めました。この夏季短期留学に参加した約3週間は1日も退屈する日が無いほど充実した日々を送ることができました。3週間を3つにわけてまとめたいと思います。
 まず1つ目は、1週間のネブラスカ州~サウスダコタ州横断ツアーについてです。この1週間は長いようで、あっという間でした。バスの車窓から眺めた広大な景色や自分たちで用意して外で食べた朝ご飯、星空、乗馬、バッファロー、トウモロコシ畑等々、忘れられない思い出ができ、毎日が新鮮で、貴重な経験をすることができました。
 2つ目はネブラスカ大学での生活です。授業は最初、不安な気持ちがありましたが、クリス先生はとても親切でわかりやすく、楽しんで授業に参加することができました。conversationパートナーとも音楽や日本の文化などの話をしたり、一緒に昼食を食べて、大学にある大きなジムで運動をしたりして仲を深めることができました。海外の大学生というと何だか違う世界の人のような感じがしていましたが、話してみると同じ大学生なのだと親近感を抱くことができました。カフェテリアで売られているものも、さすがアメリカだなと思うものが多く、自分で毎日好きな物を選んで食べることができたので昼食の時間はいつも楽しみでした。彼らとはSNSで帰国後も繋がることができ、彼らとの会話を楽しみながら、英語でやりとりをするので、自分の英語の勉強にもなっているのではないかと思っています。
 3つ目は、日本の生活とは異なったアメリカでの生活です。家の中、道路、店など日本とは違う様式の中で生活するのは戸惑いが全く無い分けではありませんが、日々違う点に気付くことができ面白かったです。日本と違うことで戸惑いを感じる面もある一方で、便利だなと思う面もありました。また、ホームステイでは優しいホストファミリーに助けられて、良い経験をすることができたと思います。毎朝、味噌汁を出してくれたので、日本食が恋しくなることなく過ごしました。ホストの孫二人と裏庭で遊んだこともとても良い思い出です。ただ、語彙や英語がすらすら出てくれば、ホストともう少し話すことができたのではないかということが心残りです。
 この3週間、新しい環境で様々な新しい物事や人と出会うことができたのは私にとって本当にかけがえのないものになりました。サポートしてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。私は、このプログラムへの参加を即決めましたが、自身自分の英語力に自信はなく、現地で人と会話でコミュニケーションをとる上で困ることもありましたが、1年生でこのプログラムに参加して良かったと思います。良い経験をすることができたということもありますが、英語への意欲を高め、今後の大学生活の目標を持つことができたと思っています。
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ネブラスカ大学オマハ校【工学部3年 伊東史絵】
私にとってこの三週間は、全てが新鮮だった。
初めて見たアメリカの景色はとても広大で、今まで見てきた日本の景色がなんてちっぽけなものだったのだろうと、衝撃を受けた。道路が右側通行だったり、街には外人しか歩いていなかったり、そんな当たり前のことにも驚きを隠せなかった。また、初めてネブラスカ大学を見学したときの衝撃も大きかった。静岡大学の何倍も広く、綺麗で、お洒落な場所だった。しかし、この大学はアメリカにおいてそこまで大きい方ではないと聞いたとき、流石、アメリカは規模がまるで違うのだと痛感した。
留学前から気になっていたのが、ホームステイ先の家族がどういう人たちであるかということだった。しかし、心配には及ばなかった。ホストファーザーは、たまにジョークを言って笑わせてくれる面白い人だった。そして、家族の料理担当で、とても美味しく健康的な料理を毎日振る舞ってくれた。たくさんのハーブやスパイスを家庭菜園していて、それを取り入れたサラダは、私のアメリカでの健康を支えてくれていたと思う。本当に有難かった。また、ご飯の後には、アメリカのこと、日本のこと、家族のことなど、雑談をして楽しんだ。私が言っている事を理解できなかったときは、ゆっくり簡単な英語で言い直し、辞書を使って単語を示してくれた。ある日は、英語の発音における舌使いについて、動画を見せながら教えてくれた。今までlもrも区別する事なく発音していた自分を少し恥ずかしく思った。難しいrの発音が、完璧とは言えないが出来るようになったと思う。ホストマザーは、学校の送り迎えや、洗濯をしてくれた。休日にはショッピングに連れて行ってくれたり、友人が開くパーティに一緒に行ったりした。ショッピングモールでは、ポップコーンが無料で配られたり、チアガールが踊っていたりして、日本では考えられない光景に驚いた。パーティでは、美味しい夕ご飯の後、恥ずかしさを忘れて踊って歌って、皆で楽しんだ。人目を気にせず心の赴くままに、というアメリカ人の良さを感じた。飼い猫のバターズは、とても可愛くて癒された。バターズが窓から尻尾を振って眺める庭には、数種類の小さな鳥やリス、ウサギが、マザーの撒く餌に誘われて集まってきて、オマハののどかさを感じることができた。笑顔が溢れるとても温かいステイ先だったお陰で、3週間という短い期間だったものの愛着が湧き、お別れの時はとても寂しかった。
1週間のネブラスカ、サウスダコタ横断ツアーでは、毎日、アメリカの大自然を感じ、触れることができた。特に印象的だったのが、カヤック体験である。私は、日本でもカヤック体験をしたことがあったが、アメリカ人と日本人では、楽しみ方が違うなあと感じた。日本人は、その行為自体を楽しむが、アメリカ人は、カヤックをしている際に起こるハプニングを楽しむのだと感じた。大袈裟な話ですが、アメリカ人はこうして、緊急時の判断力をレジャーの際にも養っているのだと、素晴らしく思った。安全性の整った場所で育ってきた私は、次々と起こるハプニングにてんてこ舞いで、ゴールに着く頃にはへとへとだった。是非、皆さんにも体験してほしいと思う。また、このツアーを経て、一緒に留学した仲間との仲が深まった。毎日たくさん笑ったし、たくさんお喋りできたし、一緒に遊んだ。本当によかったと思う。
英語の授業は、ゲーム混じりのとても楽しいものだった。先生の英語は聞き取りやすく、生徒参加型の授業をしてくれた。明るく積極的な雰囲気のお陰で、英語を話す事への緊張や恥ずかしさを感じることがなかった。カンバセーションパートナーも、素敵な人ばかりだった。ボランティアにも関わらず、日本が好きだと言って仲良くしてくれて、本当に嬉しかった。私は最初の頃、英語に対して不安感や羞恥心が拭えず、中々話しかけることができずにいた。しかし、私の名前を覚えてくれて、私にも伝わるようにと簡単な英語で話しかけてくれて、仲良くなることができた。私の乏しい英語を、理解しようと耳を傾けてくれた。その度に、もっと自分に英語力があったら…!と悔しくなった。何度も、日本語で思い浮かんだ言葉たちを飲み込んだ。そして、カンバセーションパートナーの話す事が理解できず、申し訳なく思った。私は、生まれて初めて、英語をもっとしっかり勉強したいと思った。生まれて初めてできた外人の友達に、感謝の気持ちで一杯だ。もっと英語を勉強して、いつか、伝えきれなかったたくさんの思いを、私なりの英語で、伝えたい。私は、英語が本当に苦手だったにもかかわらず、留学を申し込んだ。私にとっては、相当思い切った行動だった。しかし、今思えば、私は外国について本当に何も知らなかったのだ。知らない国の言語をどうして好きになれるだろうか。
思っていた以上に、アメリカは素敵なところだった。優しい人々で溢れていた。彼らの話す言葉を、もっともっと理解したいと思った。これは、留学に行かなかったら一生思うことはなかっただろう。行ってよかったと、心から思う。一緒に留学に行った仲間や先生、留学先で仲良くしてくれた学生やホストファミリーなど、かけがえのない繋がりもできた。その全てが、私を積極的な人間へと導いてくれたと思う。
たった三週間と思っていたのに、その間に得たものはとても多かった。最高に充実した毎日を、本当にありがとう。
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ネブラスカ大学オマハ校【情報学部 2年 岩田碧衣】
日本では考えられないような様々な貴重な体験が出来たように思う。アメリカの文化は非常に新鮮で、どの体験も楽しいものだった。ホストファミリーとの生活では映画やショッピング、プールなどアメリカの人が普段楽しんでいるような体験をすることができた。一週間のサウスダコタへの横断旅行は、長いたびで大変でもあったけど、初めての体験ばかりでとても新鮮だった。アメリカの学生さんも含めた留学メンバーでの共同生活は、メンバー全体の団結力を深めより楽しい留学生活になったように思う。旅行中は様々な施設やミュージアムに行き、その場所の歴史や文化を深く学ぶことが出来た。カンバセーションパートナーをはじめとしたネブラスカ大学の学生さんともよく交流し、友達になれたのも非常に良い経験になったと思う。
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ネブラスカ大学オマハ校【情報学部2年 杉山果穂】
ホストファミリーと仲良くなり、映画館やショッピングモール、マーケット、プライベートプールなどに連れて行ってもらうことができた。サウスダコタ横断ツアーではカンバーセーションパートナーだけでなく、同じ静岡大学から来た留学仲間との絆も深めることができた。クラスでは、私たちに理解できるように様々な工夫がなされていたり、アメリカの暮らしに関連する内容であったりと、学ぶ意欲が高まる内容だった。

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