【授業】
留学生のために授業が開講されていた。そのため、全部の授業を英語で受けた。学期ごとに、学部の授業を3つ、ブルガリア語の授業を1つ、体育の授業を1つとっていた。体育の授業は同じ志をもって、練習をしたりゲームをしたりしたので、言葉を介さずとも仲良くなれた。私自身、運動不足の解消、リフレッシュ、交流ができたので、とても満足している。
他学部の授業を履修することもできるので、気になった授業があれば、参加することをお勧めする。
【住居】
大学の寮に住んだ。留学生はもちろん、ブルガリア人学生も住んでいた。寮でたくさんの外国人の友達ができた。よく誰かの部屋に集まって、夜ご飯を一緒に食べたり、時間を忘れて団らんしたりしていた。部屋は2人部屋で、今期は国籍ごとに同じ部屋であることが多かった。大学まではバス、メトロなどの交通機関を使って20分強かかる。
寮母さんは複数人いて、ブルガリア語しか話せない人が大半であった。そのため日常的にブルガリア語を練習する機会があった。どの寮母さんもとても親切だった。
【食事】
基本的に自炊をした。なぜなら、外食は日本と比較すると高いからだ。それぞれ自炊したものを持ち寄って、みんなで食べたりしていた。寮に一つキッチンがあるが、衛生的ではないため基本的に留学生はだれも使っていないと聞いた。日本人10人くらいで1つの冷蔵庫を共有していた。中には、自室に専用の冷蔵庫を置いている人もいた。自室にIHを購入して簡易的なキッチンで料理をした。冷蔵庫やIHは歴代の日本人留学生から引き継いでいるので、新たに購入する必要はない。
【気候】
気温は日本と大きく変わらなかった印象である。ただ、夏は日本と比べて乾燥しているため、快適に過ごせた。しかし、寮の部屋に冷房設備はないので過ごしづらいと感じるときがたまにあった。冬は雪がよく降った。しかし、日本から持ってきたダウンでも凌げるくらいの寒さであったので、心配する必要はない。寮の部屋に暖房設備はあったため、寒さを感じることはなかった。ブルガリアは日本と同様に四季の変化がある。
【文化の違い】
一番文化の違いを感じたことは、自分の意見をしっかり述べること、yes/noを伝えることである。日常的な会話、授業、真剣な話のとき、周りの人はどんな時でも自己の考えを伝えていた。私は実際にブルガリア人と真剣な話をしている時に「あなたの考えをちゃんと言葉にして。」と言われたことがあった。その時に私は今まで相手が私の考えを察してくれるものであると期待していたことが分かった。また、相手が傷つきそうなことは言葉にしないことが優しさであると思っていた。しかし、これからの良好な関係を築いていくために向き合うことが大事であることが分かった。決して、日本の言葉にせず察するという文化を否定しているわけではない。しかし、自己の文化を当たり前であると思わず、理解、尊重しようとする姿勢を忘れてはいけない。
【現地での生活環境・街並み等】
生活環境としては最適であったと思う。寮生活は日常的に英語を話す環境であり、助け合う仲間がすぐ近くにいる環境でもあった。また、寮の立地としても、すぐ近くにバス停があったり、徒歩5分くらいのところにスーパーがあったりした。住んでいた町並みは、社会主義的な無機質な建物が多く、最初は冷たさを感じた、しかし、住んでいくうちに愛着を覚えた。また、中心地はヨーロッパらしい町並みもある。電車は5分に1本くらいの頻度で着たり、バス、トラムなども充実していたりして、交通の便も良かった。2025年10月時点で、ソフィア市内の全交通機関乗り放題パスが1か月あたり8ユーロ弱であった。お金を気にせず、外出できることはメリットである。ブルガリアに着いたら、なるべく早く作ることをお勧めする。
【今後の課題】
今後の課題は2つある。1つ目は、留学で得たことをどれだけ自分の言葉で話せるかが私のこれからの課題である。1年の留学を終えて、次は就職活動に専念する。どれだけ良い経験をしたとしても、相手に伝わらなければ自己の魅力、強みを伝えることができないからだ。2つ目は、日本でも日常的に英語を用いて、留学で伸びた英語力をさらに伸ばすことである。そのためにまずは、英語がどれだけ伸びたのかを数値化するために、TOEIC,TOEFLを受ける。



左上から順に
1. ハロウィン時期のスーパー 2. ブルガリア語の授業の教科書 3. ブルガリアの有名なお酒ラキア
4. ブルガリアの中心地の街並み 5. ブルガリアの中心地の街並み 6. 居住地近くからの景色
7. まちによくいる猫 8. 大学の食堂 9. 大学の講堂
10. リラの7つの湖の一つ 11. ビトシャ山ハイキング中の景色 12. ブルガリア料理屋さんで食べたショプスカサラダ