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留学プログラム

[語学留学]IVSPプログラム

2017年8月~2018年4月 人文社会科学部学生

  • 留学期間:2017年8月~2018年4月
  • 学部等:人文社会科学部

私はカナダのアルバータ大学へVSCPプログラムを利用して留学をしています。最初の4ヶ月間は大学の語学学校(ESL)の授業を受け、今は大学の一般の講義を受けています。ESLでは1日4時間英語だけを学びます。大学の授業を受けるほど英語力が無かった私にとって、ここでの勉強はかなりためになりました。その後の大学の講義では、専攻である人類学の授業を2つ受けています。大学の講義は専門的で難しいですが、日本で受けた授業とは違った視点で学べたり、海外の学生の意見を聞くことができたりするためとても楽しいです。
 留学に来て驚いたのは、自由な時間がかなり多いということです。ESLであれば12時には授業が終わってしまうし、大学の講義では1日1時間から1時間半しかありません。もちろん宿題や予習・復習をしなくてはなりませんが、自由な時間はかなり多いです。そのため、私は空いた時間にボランティアや日本語クラスのTA、JCCというコンバセーションクラブに行ったり、ジムで運動をしたりしています。
ボランティアについては、大学の一般の学生向けのボランティアサークルに所属しています。ボランティアの内容は毎回違って、さまざまな施設や活動のお手伝いをしています。少数の部員以外は毎回違った学生が参加する上、地域の人とも交流が出来るので、様々な年齢・バックグラウンドを持ったたくさんの人と交流ができます。そのため、カナダの文化について様々な面から学ぶことができています。また、誰かを誘わない限り日本人はいないので、英語力を伸ばすためにもとてもいい環境です。日本語クラスのTAについては、週に3回行っています。日本語というのがどれだけ難しい言語なのか、またどのような言葉があってどのような言葉が無いのか、日本人とは違った視点からみることができるのはとても面白いです。JCCについては、日本語を学んでいる学生と英語を学んでいる学生とで毎週決められたトピックについて話します。日本に興味のある学生たちが集まっているので友達が作りやすく、またお互いの文化を知っているため話しやすいです。ジムについては、マシーンもたくさん揃っていて、いつでも空いている上学生は無料なので、時間があれば行くようにしています。エドモントンの冬はとても寒く、ひどい時は-30度まで下がるので、寒さに負けないためにも運動することはとても大切です。
私はホームステイをしていて、ホストファザーとマザーの2人と暮らしています。生活時間が違ったり学校への距離が遠かったりとかなり苦労しましたが、慣れてしまえばとても快適です。マザーの料理はとてもおいしい上ヘルシーなので、毎日たくさん食べてしまいますが全然太りません。また、一緒に生活をしながらホストファミリーと毎日話すことで英語力も上がりました。たまにお互いの文化について話し合って新しい発見をするのもとても楽しいです。
カナダはマルチカルチャーなので、カナダにいるだけで世界中の国から来た人たちと出会うことができる素晴らしい国です。冬は耐えがたいほど寒いですが、人はとても温かく、英語のままならない私でも何も偏見なく優しく接してくれます。残りの2カ月間でカナダの魅力をさらに見つけ、成長して帰りたいと思います。

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