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[語学留学]IVSPプログラム

2017年5月~2018年4月 人文社会科学部学生

  • 留学期間:2017年5月~2018年4月
  • 学部等:人文社会科学部

僕は今アルバータ大学に留学をしています。5月に初めてエドモントンへ到着したときは、空港周りには本当に何もなくとても不安になりました。それからすでに8か月たちましたが、当初抱えていた不安は今ではまったく杞憂だったと思います。エドモントンにはウェーストエドモントンモール(WEM)という大規模なショッピングモールがあり、大学からはバスで20分ほどです。WEMでは様々な日本食を買うことができるため、例えば米やそば、うどんなどが恋しくなることはありません。それに加えて、WEMの中に新しく日本の百円ショップのようなものができたため大抵のものに困ることはないです。ただ、それでもすべてがあるわけではないです。特に、エドモントンは海から遠いため新鮮な魚は手に入りにくいです。なので、日本で食べることができるような安くておいしいお寿司はありません。また、日本料理屋は多くあるのですがお寿司屋以外はあまりみかけないです。個人的には、ラーメンを食べるところがあまりないのがとても残念です。気候についてですが、やはりエドモントンは静岡とはかなり気温が異なります。夏は半袖で過ごせるほどには熱くなりますが朝や夜は冷え込むことが多く、また、気温の変化が激しく体調管理が大変でした。夏が終わるとすぐに気温が下がり始めます。今年は10月に初雪が降りとても驚きました。12月前半まではマイナス10度程度ですが、後半に差し掛かってくるとマイナス20度以下となり立っているだけで耳の感覚がなくなるほどです。そのため防寒具はしっかりと準備する必要があります。コートや手袋だけでなく、顔全体もしっかり覆う必要があります。次に英語学習における環境について、エドモントンは大学内を除いて、日本人がとても少ないです。少しだけいますがそれでもほとんど会うことはないので一歩大学を出てみれば英語漬けの生活を送ることができます。また多くの留学生や移民がいるので英語学習の環境がとても整っています。ESLやEAPなどの授業に加え、大学内にはもちろん、教会や公民館のような場所でも英会話クラブがあり無料で参加することができます。英語を学習しながら様々な国の人々と様々な話をするのはとても面白いですし何より自分の成長につながります。最後に治安についてですが、エドモントンは比較的安全だとは思います。それでも外国に来ているという意識をしっかり持ち行動する必要があります。友人はパソコンを図書館で盗まれてしまいとても苦労していました。あまり一人で出歩かない、荷物は置き去りにしないなどのことをきちんとしていれば、安全面については問題ないと思います。エドモントンはトロントやバンクーバと比べ田舎ではありますが、その分カナダの文化を感じやすいと思います。多くの移民がいることで留学生に対し親切な人が多く、自分のつたない英語でもバカにせず優しくしっかり理解してくれようとしてくれます。エドモントンは英語留学するには素晴らしい環境だと思っているので、迷っている方がいればぜひおすすめしたいと思います。

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