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留学プログラム

[語学留学]IVSPプログラム

2017年1月~2017年12月 人文社会科学部学生

  • 留学期間:2017年1月~2017年12月
  • 学部等:人文社会科学部

留学生活も残り1か月を切ったところで、これまでの生活について簡単に報告したいと思います。
学習面
 留学開始後最初の4か月間は、ESLと呼ばれる英語学校のようなところで、毎日4時間の授業を受講しました。ESLでは、ただ問題を解いたり、ライティング、スピーキングの練習をしたりする時間だけでなく、他の生徒と話し合う時間が多く設けられていたため、その中で他国の文化や習慣などを知ることもでき、とても有意義なものとなりました。また、アフリカや南米からの学生も多くいたため、異文化と触れ合ういい機会となりました。
 続いて5月からは、大学の授業を聴講しました。私は、歴史学や心理学、社会学を受講しましたが、各授業において学生たちは、どれほど受講者数が多くても、恥ずかしがることなく質問をしたり意見を述べたりしており、そういった点に日本の学生との違いを感じました。大学の授業を受講することで、自分のリスニング能力の変化を感じることができ、それは学習へのモチベーションにも影響しました。しかし、聴講をする場合、授業料が半減する一方、定期試験を受験したり課題を提出したりする必要がないため、興味を持った授業を選ぶべきであると感じました。

生活面
 カナダにはいろいろな国の人がおり、多文化理解にも比較的寛容であるため留学するには適した場所であると思います。また、カナダの人は皆親切で、私自身何度も助けられました。
 さて、住居についてですが、私はHUBという寮のようなところの4人部屋で1年間生活し、そこでアジアやヨーロッパ、オセアニアからのルームメイトと交流を図ることができました。時に日本では考えられない習慣や行動に対する不満を感じることもありましたが、それは同時に異文化理解にも繋がりました。人によってはストレスを感じることも多いかもしれませんが、いろいろな人と生活する機会を持つことは重要であると思います。
 最後に、この1年私はなにかと病院にかかることが多かったのですが、そこでも自分の英語力の変化を実感することができました。最初は英語が通じるか不安でしたが、次第にそういった不安もなくなりました。こういった日常生活において必要な英語力というのも存在するため、留学生活においては、ただ勉強するだけでなく色々なことに挑戦することが重要であると感じました。

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