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留学プログラム

[語学留学]IVSPプログラム

2016年1月~2016年7月 教育学部学生

  • 留学期間:2016年1月1日~2016年7月6日
  • 学部等:教育学部

2016 年 4月 22 日

 学習面において、1月から4月までESLを取りました。スピーキングが苦手だったので、とにかくしゃべるように心がけました。しゃべると英語でどう表現したらよいかわからない言葉が出てくるので、思い立ったらすぐに調べる、そしてメモする、を繰り返しました。最初は日本語からそのまま英語に訳すといった頭の回転しかできませんでしたが、だんだんと英語を英語のまま認識できるようになってきたと思います。授業内でカナダ人へのインタビュー、英語のプレゼンがあり、とても大変でしたがそれがかなり力になったと思います。英語を学ぶのに最も効果的なのは日本語にできるだけ触れず、ネイティブスピーカーと交流することだと気づきました。わからないことを聞きたいときやちょっと誰かと出掛けたいなと感じたとき、日本人の友達を誘うのではなく、クラスメイトやルームメイト、何かのパーティで会った友達などを誘って英語を話す環境を作ることが大切だと思います。VSCPのコーディネーターがいろいろなイベントを企画してくれるので、とにかく積極的に参加するようにしました。初めは知らない学生ばかりですか、全員自分と同じ留学生という立場なのですぐに仲良くなれます。さらに、ネイティブスピーカーと会話することがかなり英語の向上に役立つと感じました。ESLのクラスメイトはそれぞれの国のアクセントで話し、その人が知っている英語の知識の範囲内でしかしゃべらないので、ステップアップには向いていません。ネイティブスピーカーと話すと生の英語に触れることができ、発音も当たり前ですがとてもきれいなので、非常に勉強になります。
気候について、1月からの留学で寒さに耐えられるかとても不安でしたが、今年はかなり暖かいらしく、とても快適に過ごすことができました。冬に来るとウィンタースポーツが楽しめるので、スキー、スノボが好きな方はいいかもしれません。
住居について、私はECVの4人部屋に一人のルームメイトと住んでいました。カナダ人で、とても良い子で非常に快適に住めました。ECVは少し古いですが、バスルームとトイレが別で、キッチンも広いので使い勝手が良かったです。
食事について、学生が毎食のように外食していることに驚きました。また、食事の時間もかなり自由です。レストランで残り物を持って帰れるのが日本と違うところだなと感じました。日本の食べ物はほぼアジアンマーケットで買えます。
治安について、基本的には安全ですが、中華街などにはホームレスがたくさんいるので、夜に一人で出かけないほうがよいです。また盗難も起きるので貴重品は手放さないようにすべきだと思いました。私はジムで日本から持ってきたコートを盗まれました。
文化について、カナダ人は日本人からするとかなりのんびりしていると思います。最初はどうしてこんなマイペースなのだろうと疑問に思いますが、慣れます。カナダにはさまざまな国籍の人がいるので、みなさんすぐに受け入れてくれます。日本はどこにいっても日本語、日本文化しかないので海外の方にとっては住みにくい国だろうなと感じました。
カナダでどういった生活をするかは自分次第だと思います。日本人に触れる機会もカナダ人に触れる機会もたくさんあります。どちらを選んでどう交流するかで6か月後、8か月後、1年後の結果がかなり変わると思うので、毎日を無駄にせずいろいろなことに挑戦していきたいと思います。

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