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留学プログラム

[語学留学]IVSPプログラム

九ヶ月 人文社会科科学部学生

  • 留学期間:九ヶ月
  • 学部等:人文社会科科学部

2016 年 1 月 28 日

 留学全体における経験はとても満足のいくものだった。僕が特に感じたことは親切な人が多く、迷って困った時などにはすぐに声掛けをしてくれたり、いろいろな手続きで困っているときは友達に色々な手助けをしてもらった。また、カナダには日本の文化や伝統に興味を持つ人も多くいるため、それに伴って日本語を勉強している学生も多いように感じた。僕としてはある程度日本に興味を持っている外人の友達がいたことがカナダ生活での助けになったような気がする。僕はプロナンシエーションに悩んでいた時期があったが、そんな様な友達に日本人が苦手な発音を教えてもらうことにより、その悩みが解消されたということもあった。また、カナダには様々な人種がいるので多文化的な考えが多いと感じた。食事の面は、最後までネックになっていたと思う。日本食はカナダでも食べられるが、やはり日本で食べる日本食とは違った面も多いため日本の日本食が恋しくなったものだった。女の子は適応能力が高いからかカナダの食事にすぐに慣れ、皆だんだん体重が増えていく傾向があったので留学を考えている女の子はスタイルの管理には気を付けた方がいいかもしれない。また、男の子は対照的に食が細くなりどんどん体重が減っていく傾向にあったので男子もまた気を付けた方がいいかもしれない。気候についてはカナダは極寒だと云われているが、湿気が少ないために夏はカラッとし涼しく(紫外線が日本の数倍強いため日焼け止めは必須)、冬も日本の様に風が強くないため思ったよりは寒さを気にせず暮らしやすいのではないかと思われる。(冬用に厚手のジャケットを持っていくか、カナダで購入するのが良いのではないか)10月末にはブラックフライデーや12月末にはボクシングデーという大きなセールがあるのでその頃にショッピングに行くことをお勧めする。もしなにも購入しなくても経験として何かを得られるのではないか。プログラムの流れとしては前半の英語を集中的に勉強できるESLが後半からの授業の準備として助けになったのではないだろうか。後半からの授業は個人が好きなものを選べ、自身の静岡大学の学部に関係のないものも選べるが、個人的な意見としては日本で学んでいる専攻の教科を英語的な見方や表現ではどのように表すのかというのを学べるためある程度は選考に関係のある授業の方がいいように思う。経済的には現在カナダドルが下落していることもあり、他の大学よりもかかる費用が少ないのではないだろうか。全体を通してカナダに留学したこの期間は僕を成長させ、様々な貴重な体験をさせていただいたと思う。留学のための費用を出していただいた親は当然だが、色んな人に助けら過ごせたと思っているので深く感謝したい。

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