【授業】
自分は6ヶ月留学したうち、3ヶ月ずつのタームを2回受けました。前半は英語を学ぶ授業で、後半は現地の大学生に混じって大学の授業を受けました。前半の英語の授業では、主に英語のパラグラフの書き方を学びました。パラグラフを書く上で重要になる単語や文法の使い方などを細かく教わりました。これは英語だけに使える知識ではなくこれから自分ながパラグラフ等を書いていく上でも役に立つ知識だと思いました。後半の3ヶ月は日本語の授業と、日本語を教えるボランティアとして他の授業に参加しました。授業を受けていた方ではそれなりに難しい日本語のことを教わり、また他の生徒からも色々と質問されることもありました。しうまく答えられないこともありましたがおかげでじに日本語や日本の文化等を改めて見つめ直すきっかけになりました。また授業の雰囲気も日本とは違って、学生がすごく積極的に先生に質問していました。授業の最終目的も自分たちでテーマを決めてプレゼンをするというものだったので、すごく自主性が問われるものでした。最初こそ戸惑う部分もありましたがいい経験になりました。
【住居】
自分はHUBという寮に住んでいました。自分が住んでいた部屋は4人部屋で、寝室は各個室になっていましたが、キッチン、バスルーム、冷蔵庫等がルームメイトとシェアするという形のものでした。自分は一人暮らしすらしたこと無かったのでうまくやれるか最初は心配でしたが、ルームメイトはみんな優しい人たちでした。最初に掃除やゴミ捨ての当番をきめたり、共通の消耗品はみんなでお金を出し合うなどして生活していました。またHUBという寮は大学のキャンパスと繋がっていたので、寒い冬でも外に出ることなく教室に行くことができたのもすごく便利でした。
【食事】
自分は食事は自炊が基本でした。今まで料理を作ったことはほとんどありませんでしたが、アプリなどを使ってレシピを調べてなんとか頑張っていました。そのおかげで料理道具の使い方が上手くなったので良かったです。他にはデリバリーサービスが使えるアプリや、HUBという寮はモールでもあったので、その場で買いに行くということもできました。モールにも色々な国の料理があったので色々経験でき、良かったです。そのほかはたまに友達と一緒に外食しに行くことがありました。レストランも色々な国の料理、日本や韓国などのアジア系からインド、イタリアなど様々なものだったので、飽きることなく色々なものを食べることができました。
【気候】
カナダなので最初はずっと寒いのかなと思っていましたが違いました。8月ごろまでは日本ほどではないもののそれなりに暑く、服装も半袖が基本でした。ただ日本よりも乾燥していました。寒くなり始めたのは9月頃からです。そしてハロウィン頃から雪が降り始めました。自分は静岡生まれなので雪を見れて嬉しかったのを覚えています。しかし気温は−5℃ぐらいでした。そうなる前に友達と服屋に行き、カナダさんの厚いジャケットを買っていたので、そこまで苦にはなりませんでした。自分としてはなかなか見れない雪の中で生活ができたので楽しかったです。
【文化の違い】
カナダ独自の文化というものはありませんでした。というのもカナダは移民の国で、色々な国から色々な人が来ているからです。そのおかげで色々な国の文化に触れることができました。ルームメイトの1人がバングラデシュ人で、その人がパーティーに誘ってくれた時はバングラデシュの料理を振る舞ってくれました。辛いものが多かったですが美味しかったです。また、モロッコと日本のハーフの友達と、仲良くなった時はモロッコの料理を作ってくれました。イスラム教なので豚はもちろん使われていないし、食べ方も独特でしたが美味しく、いい経験になりました。他の文化の違いといえば、やはりパーティーが多い印象でした。友達の誕生日や、誰かの留学が終わり帰国してしまうといった時にパーティーを開くということがよくありました。
【現地での生活環境・街並み等】
冬が寒いのでそれに適した生活を送っていました。外はものすごく寒いのですが、建物の中日本よりも暖かく、正直朝起きるのはカナダの方が楽でした。窓も二重になっていたり、室内の温度を一定以上に保たなければいけない法律があるなど、寒さに適応した暮らしでした。街並みは都会でした。一つ違ったのは街中にゴミ箱がすごく多いということです。道端にゴミが多く散乱しているなんて事はほとんどありませんでした。人もすごく多いという感じではなく、むしろ過ごしやすい環境だなと思いました。
【今後の課題】
カナダに行って、いい意味で日本とは違うところを沢山発見することができました。ただ、現地の人と交流する上で自分の英語が、まだまだ未熟だなと感じました。留学に行く前と後で確かに上達した自信はあります。しかし話せば話すほどに自分が言いたい表現や、相手のいう自分が知らない表現が沢山存在することを認識できました。なので、もっと勉強したいという気持ちになりました。また、日本の文化を教えることも困らないように、もっと日本について知識を持っていなければいけないと思いました。今後の自分の課題としては日本についてもっと知ることと、英語、話すことの練習です。