静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

[語学留学]IVSPプログラム

2023年5月~2023年12月 情報学部学生

■授業

5〜8月はEAP(English for Academic Purposes)と呼ばれる、英語の授業を受けました。内容としては、教科書を使ったリーディングやリスニング、クライスメイトとのディベートやプレゼン、長文のライティングなど、幅広い技能を学びました。また授業後には任意で出席できるクラスもあり、そこではさらにライティングを学んだり、英語ネイティブと話したりできました。週5回の授業と毎日出される宿題を通して、英語で授業を受ける上で必要な技能を身につけることができました。ただ、クラスメイトがほぼ日本人だったことは残念でした。5、6月のタームに至ってはクラスメイト15人全員日本人で、日本の大学で英語の授業を受けるのとほとんど変わらない状況でした。

9〜12月は現地の学生に交ざって、実際のアルバータ大学の授業を受講しました。私は情報学部生ですが、IVSPプログラムの私たちは情報系や工学系の授業を受けることができなかったため、一番興味のあった映画についての授業を受けました。1時間の授業が週に3回あり、たくさんの映画を元に、ストーリー展開や編集、照明や衣装といった映画を構成する様々な技術について大まかに学んでいくという内容でした。普段から映画をよく観ている自分にとっては非常に興味深い授業でした。もちろん授業は全て英語で行われるため、リスニング力の強化にも役立ったと感じています。

9月から受けていた映画の授業の様子。

「2001年宇宙の旅」のワンシーンを使い撮影技法について学んでいます。

■授業以外の生活

5月から8月まではアルバータ大学は夏休み期間で、ほとんどの現地の生徒は授業を取らず、旅行や帰省をしています。そのため学内にいる人の数は少なく、大学におけるクラブ活動やイベントもほとんどありませんでした。しかしその代わりに、世界中からインターンシップで来ている人たちと交流の機会がたくさんありました。大学側がIVSP生やインターンの人が参加できるイベントを毎週のようにイベントを企画してくれるため、それに積極的に参加しました。中でも一番印象に残っているのはBanffへの2泊3日の旅行プログラムです。参加者が50人以上いたためたくさんの人と交流でき、さらに3日間でカナダの大自然を堪能できました。彼らはネイティブレベルで英語を話せるので、このような機会は英会話に慣れるのに役立ちました。また、世界中様々な国(ブラジル・ペルー等の南米、中国・フィリピン・インド等のアジア、スペイン・ドイツ等のヨーロッパ)からインターンに来ているので、たくさんの国の文化や生活について知ることができたのも非常に面白かったです。

5月に行ったBanff旅行

9月からは夏休みが明け、大学はたくさんの現地生徒で溢れかえります。クラブ活動やイベントも再開し、8月まで以上に充実した留学生活を送ることができました。私はサッカーとバスケのリーグに参加したり、日本語の授業のTAのボランティアを行ったりしていました。また、ほぼ毎日あった語学学校が終わって時間に余裕ができたため、旅行に行く機会も増えたと思います。バンクーバーやモントリオールといったカナダの他の都市を訪れました。

■旅行

留学する目的の一つに、「自分の知らない世界を知る」という目標があったため、カナダの色々な都市へ観光に行きました。空港泊を駆使して宿泊費を抑えたり、マクドナルドなどのファストフードで食事を済ませることで旅費を節約し、たくさんの国へ旅行できました。訪れた場所は、トロント、バンクーバー、モントリオール、ケベックシティなどです。特に印象的なのがケベックシティです。フランスの植民地だった歴史があり、フランスとカナダの文化の融合が建築物や食文化に感じられ、他では味わえない観光でした。

また、出国前に国際運転免許を取っていたのは大きかったと思います。アルバータ大学があるエドモントンからは、カルガリーやバンフ、ジャスパーといった観光地に車で行けるため、とても便利でした。また、カナダの道路は広くてまっすぐで走りやすく、景色も広大でとても良いため運転自体も楽しかったです。レンタル費用も学割を使えば日本よりも圧倒的に安いため、これからIVSPプログラムでの留学を考えている人には、事前に国際免許を取得しておくことを強く勧めます。

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