静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

[語学留学]IVSPプログラム

2023年5月~2023年12月 人文社会学科学生

【エドモントンについて】
エドモントンはアルバータ州という所に位置し自然がとても豊かな街です。特に大学の周りは
自然が多く野生のリスやウサギを日常的に見ることが出来ます。夏は比較的暖かく湿度も低いた
めすごく過ごしやすい気候ですが、冬になると寒い時では-40度まで下がってしまいます。買
い物等については、少し歩くとホワイトアベニューというレストランや洋服店がたくさん並ぶエ
リアがあるほか、スーパーマーケットもいくつかあるため生活には困りません。アジアンスーパ
ーマーケットもあるため日本食も食べることが出来ます。また、30分ほどバスに乗ると北米最
大級のモールもあります。治安についてですが、海外にしては治安はいい方だと思いますが日本
と比べてしまうとやはりホームレスがたくさんいたり銃の事件があったりなど気を付けなければ
いけないところはたくさんあります。


【授業】
語学学校(4か月)
カナダ渡航前にクラス分けのテストがオンラインで行われました。わたしは出来が良くなかっ
たためAcademic foundationⅢからスタートしました。5月スタートということもありクラスには
日本人しかおらずあまり良い環境だったとは言えないです。授業の内容は4技能すべて行います
が私が受講していた授業はスピーキングとライティングに力を入れていたと思います。スピーキ
ングはプレゼンテーションやカンバセーションを多く行い、自分で文章を考えて英語を話すとい
う難しさをとても実感しました。
このクラスを約2か月受講した後一つクラスが上がりEAP135 のクラスを受講しました。この
クラスも韓国人の生徒が一人いただけでほかの生徒はみんな日本人でした。この授業は特にライ
様式2-5
ティングに力を入れており毎週ライティングのテストがあり先生が添削し解説してくださってい
ました。プレゼンテーションも内容が難しくなり時間も延びる中でより練習が必要でした。
アカデミックコース(4か月)
私はアカデミックコースを2つどちらも聴講生として受講しました。一つ目は心理学のクラス
で受講生がとても多く大講義室で先生が講義をし、生徒は聞くだけといった授業形態でした。授
業内容はとても難しく専門用語なども多かったためついていくのが大変でした。もう一つの授業
はOverview Japanese Language というクラスで日本語の言語学について学びました。この授業は
学期末に3から5人のグループでプレゼンテーションを行う課題があり、毎週そのプレゼンテー
ションに向けてミーティングを行い、時には調査するために生徒にインタビューを行うなどして
いく中でグループの人たちととても仲良くなりました。私のグループは5人で日本人は私しかお
らずミーティングなどは話を理解するのに必死でしたが、みんな優しく分からない部分を聞くと
丁寧に教えてくれました。日本語の言語学の授業ということもありみんな日本や日本語に興味を
持ってくれている人たちばかりだったのでとても良い環境でした。


【住居】
私は、初めの4か月をPinecrest House、後半4か月をInternational House という寮に住みました。
Pinecrest House は4人部屋で日本人が私含めて二人、そのほかにトルコ人とインド人のルームメ
イトがおり、一緒にレストランにいったり宿題を教えてもらったりととても楽しい寮生活でした。
後半のInternational House は一人部屋でキッチンは同じ階の人と共有で使っていました。この寮は
留学生がとても多くイベントもたくさんありました。


【留学の成果】
留学経験は私に多くの成果をもたらしました。まず第一に、語学力の向上です。留学先の日常生
活や授業、友人との交流を通じて英語に苦手意識を持っていた私は徐々にその苦手意識もなくな
りコミュニケーションが取れるようになっていきました。また、海外の文化や習慣への理解が深
まりました。新しい環境での生活や異なる価値観との接点を通じて互いを受け入れ尊重すること
の重要性を学びました。私は留学に行く際特に目標を定めることなく、新しいことに挑戦して新
しい価値観や文化に触れたい、という思いだけで留学しました。その為、留学中に何度も何のた
めに留学しているんだろうこのままでいいのだろうかと悩む機会が多くありました。具体的な目
標を定めて留学するということがとても大切だと留学を終えてみてとても感じます。
留学を成功させるのも失敗に終わるのも結局は自分自身だと思います。アルバータ大学では様
々な機会が設けられており自分から動けば必ず友達もできるし良い経験もできます。しんどいこ
ともありましたが、私は留学に行って本当に良かったと感じています。

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