静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

交換留学

リガ工科大学(ラトビア)

留学期間 :2023年9月~2024年6月
学 部 等 :環境工学部

【授業】
秋学期は専門科目2科目、ラトビア文化の歴史1科目の計3科目、春学期は専門科目2科目、年間で合計5科目を履修しました。履修できる単位数が1年間で限られており、ひとつ当たりの単位数が大きいのであまり授業数を取ることができませんでした。また、学部生向けの専門科目でもなぜか取れるものと取れないもの、春学期に開講される授業がなかなか発表されず授業どれだけとれるのだろうかと不安でした。私は静岡大学とは違う学部に所属して勉強することにしました。留学で専門性を高めるのもいいけど、新しい学問、環境にして様々な視点で学びたいと思い環境工学部にしました。授業スタイルについては授業の前半は講義、後半はアウトプットの機会がどの授業にも必ず設けられていました。演習課題やプレゼン、ディベート、最終課題に向けての準備など様々でした。英語でのプレゼンやレポート、課題を解くのが初めてで周りが優秀な学生ばっかりだったので「どうしてそんなに短時間で仕上げられるの」と圧倒されることが多かったです。専門用語も多く授業についていくのが多変でしたが、アウトプットの機会が多かったのと復習で身についていきました。私が受けた授業は全て最終課題のプレゼンとテストがありましたが、聞くところによるとテストがない学部もあるみたいです。 

                                              リガ工科大学の様子

                                 

【住居】
私は大学の寮に暮らしましたが、計2回引越ししました。一番目はLaimdotas Street寮で到着してからおよそ2か月過ごしました。大学からバスで約30分の所に位置し周辺には大きなショッピングモールもあります。1フロアおよそ40部屋の1部屋2人、キッチンは1フロア2部屋、洗面室、トイレも両端にある共同生活です。シャワー室は1階に6個だけあります。この寮はフロアがヨーロッパ、アジアなどと分けて固められていました。私のフロアはインド人が過半数でトルコ人、他でした。生活するには最低限そろっていましたが、日本から来て最初の2か月だったので特に文化の違いに慣れるのに苦労した時期だったので、日本との清潔感の違いやスパイスの香り、冷蔵庫がないから毎日スーパーでの買い物などメンタル面で参ることが多かったです。そんな時事前に申請していた大学のキャンパス内の寮に空きができたので移りました。
2番目の寮はKipsala寮です。先述のように大学のキャンパス内にある寮で1ブロック3部屋のダブルルームで水回りは共同になります。比較的新しくできた寮なのできれいでした。私以外の5人がトルコ人の男性でした。みんなよくしゃべるし、一緒に遊びに行くこともありました。ただ、ここではルームメイトが授業のない日、冬休みは昼夜逆転生活を送っていたので気を使って中々部屋に入れず、物音を立てないようにとしていてそこに疲れを感じてしまっていました。さらに、ここでもまた清潔感というのが付きまとってきました。何度フラットメートとコミュニケーションをとっても中々改善されなかったので、やむを得ず部屋を移すことにしました。
3番目は同じ寮で別の棟のフロアに移りました。そこの作りは2番目と同じでした。ルームメイトは韓国人でフラッメイトはインド人、ウクライナ人の方たちでした。最終的にはここで落ち着きました。みんなで料理をふるまったり、ルームメイトと旅行へ行ったり、映画を見たりととても楽しく過ごせました。清潔感についても、私が移る前から毎週末みんなで掃除をしていたので問題なく過ごせました。ただ、どこの寮にもエアコンがないので日中暑い日は少し苦しかったです。日本からハンディーファンやうちわを持って行った方がよいと思います。
清潔感というのを気にすると全てにストレスを感じるので、日本とは違うのだ、周りの文化も尊重しないと、というのが大事だなと強く感じました。

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