静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

交換留学

ブラウンシュヴァイク工科大学(ドイツ)

  • 留学期間:2024年9月~2025年8月
  • 学部等:工学部

【授業】
一年を通してドイツ語と専門科目の機械工学の授業を履修しました。英語での授業は初めてで内容も複雑でとにかくついていくのに苦労しました。課題やペアワークなどもあり、予習復習で内容を理解し、できるだけシンプルにして伝えることを意識しながら取り組みました。
夏セメスターのテストはすべて口頭試験でたくさん準備と練習をして挑み、自信になりました。
また、ドイツではほとんどすべての授業で出席点や課題点などがなく、最終の課題やテストのみで合格かそうでないかが決まるので授業の出席は自由で、生徒がより主体的に取り組んでいる印象でした。授業も二パートの分かれていて前半はlecture後半がexerciseでトータル二時間半でした。内容も日本と比べると密度が濃く毎回の授業で疲れ切りました。

【住居】
学生寮の申し込みを出していたけれど、大学のあるブラウンシュヴァイクにつくまでに決まらず、結局一か月間友達の家やホテルに泊まり、寮の手配をしてくれる人に直接お願いをして、その後ようやく自分の住む場所を得ることができました。日本では、まず起こらないことだと思いますがドイツでは割とあることだと今となっては思っています。学生寮は学校からも近く、部屋にシャワー、トイレ、キッチンがついていて狭かったけれど不自由なく過ごせました。

【食事】
ドイツの料理はパンと肉とジャガイモで大体同じ感じの味付けで、外食するにも一回で二、三千円くらいかかり食事面に関しては圧倒的に日本の方が良いと思いました。日本食はドイツでも人気で街の中にアジアンスーパーやレスストランがあり、日本の調味料やお米なども売っておりそれらを買って日本食が恋しいときによく自分で日本のご飯を作りました。

【気候】
冬の日中の長さに慣れるまで大変でした。冬は朝の9時頃に明るくなり5時には暗くなり、天気も悪く、寒い日が続くので気持ちが落ち込み、やる気が出ませんでした。一方で夏は涼しく9時過ぎまで明るいので一日をフルに使えた気がしました。

【文化の違い】
ドイツに来て一番驚いたことは、仕事に関する考え方です。ドイツでは日曜日のお店の営業は法律で禁止されており、レストランを除くすべてのお店は基本閉店しています。そのため日曜のドイツはゆっくりと時間が流れ、天気の良い日は公園で家族や友達、恋人などと一緒に、遊んだり散歩をしたりして過ごす光景が見られます。平日でも夕方になるとレストランのテラス席は賑わい、みんなで食事を楽しんでいます。またドイツの年間有給休暇は日本よりも多く、日本の平均をドイツ人に伝えると驚かれることもありました。ドイツでは仕事とプライベートをはっきりわけ、それぞれの時間を大切にする文化が根付いていると感じました。
私自身、仕事で成果を上げるためにたくさん働くことは当たり前だと思っていましたが、ドイツの仕事とプライベートを切り分け生活を楽しむスタイルも素敵だと思いました。

【現地での生活環境・街並み等】
ドイツへの留学を決めた理由の一つの中にヨーロッパでサッカーがしたいという気持ちがありました。日本のような部活動はなく地域のクラブチームに所属してそれぞれのグラウンドで練習や試合をするのが一般的です。私が所属いていたチームはドイツ9部でチームメイトは高校生、大学生、社会人でいろいろな人と関わる機会がありました。初めての練習参加の時は、ドイツ語は全く話せなかったけれど温かく迎え入れてくれ、徐々に試合にも出させてもらって、期待に応えられるようにプレーもドイツ語も真剣に取り組みました。練習後や試合後にはチームのファンドからビールが支払われ、飲みながら一緒に時間を過ごせたことが良い思い出になりました。

【今後の課題】
一年間自分の専門分野に関して英語で学習できる貴重な経験ができました。クラスには世界中からの留学生がおり、授業についていくための自分の語学力の足りなさを痛感しました。それでもなんとかついていき、目標としていた単位の取得でき、この体験が自信につながったと思います。
また、一年間ドイツの大学に在籍し、学生の金銭的な負担の低さや、世界中から学生が集まる多様性や、研究の規模感などドイツならではの魅力を感じ学部卒業後のドイツの大学院進学も選択肢の一つとなったと思います。帰国後も専門科目、英語、ドイツ語の勉強を継続させたいと思います。
工学は日本が世界に誇る分野であると同時に、日本人としての語学力の低さが国際的な発展を妨げている側面もあると思いました。将来は自分の専門性や語学力を生かして日本と海外をつなぐエンジニアになりたいと思います。

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