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留学プログラム

[語学留学]ILUNOプログラム

2017年6月~10月 人文社会科学部学生

  • 留学期間:2017年6月~2017年10月
  • 学部等:人文社会科学部

4か月のアメリカ生活は大変素晴らしいものでした。語学力の向上を目的に決意した留学でしたが、想像以上に得るものが多い4か月でした。出会うものすべてが興味深く新鮮で、確実に私を人間的に成長させてくれた学びの多い留学生活であったと感じます。
ネブラスカ大学は様々な学部のある大きな州立総合大学で、キャンパスには多くの学生が行き交い活気ある雰囲気でした。クラスを持ってくださった先生は熱心に、また親身になって学生の英語学習のために取り組んでくださいました。授業内での程よくリラックスした空気感はスピーキング力向上の大きな助けになりましたし、最初は声が震えるほど緊張していたプレゼンテーションの課題も、幾度となくこなすうちに徐々に自信へと変わっていきました。ライティングの面でも、アカデミックな文章の書き方を何度も練習し、自分で実感できるほど速く長く書けるようになりました。困ったことがあれば親身になり力強くサポートしてくださった先生方のおかげで語学学習という面で大変充実した時間であったと思います。
何よりもオマハという町に私は魅了されました。気候の良い自然の豊かな土地で、道行く人同士でもあいさつを交わすような温かな人柄は、どんな人でも受け入れ緊張をほぐす大きな力を持っています。ステイ先で借りた自転車やUNO生ならフリーで乗れるバスを利用して様々な場所を訪れました。特に週末に開催されるファーマーズマーケットをよく訪れました。現地で作られた野菜やフルーツ、パン、夏にはアメリカらしくレモネードなども売られており、多くの人が訪れます。買い物をしつつ店の人と話したり、散歩をしたり、その雰囲気を感じることが楽しみで、時には同じ公園で開催される朝のヨガに参加するなど、私にとってのリフレッシュの時間となっていました。
また、人との出会いが私にとって最も価値あるものでした。ホームステイとしてアメリカ人の家庭にお世話になり、家族のように温かく迎え入れてもらえたことを本当に幸せに感じますし、そこで出会い楽しい時間を過ごしたルームメイトは大事な友人の一人です。ランゲージエクスチェンジや大学のイベントなどでも多くの友人ができました。ILUNO生活を共にした留学生たちは言語も文化も様々で最初こそ緊張しましたが、終わってみると色んな思いを共有し、鮮やかな思い出のほとんどは彼らと過ごした時間の中にありました。それぞれが志を胸に秘めつつ海外で奮闘している姿は互いにとって刺激しあるもので、仲間とともに良い時間が過ごせたと思います。
限りある大学生活の中で実り多い留学生活を経験できたことを大変有り難く思います。

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