【授業】
私は週に3回授業を受けに学校に行っていました。タイの大学は1コマ3時間あります。ですが、どの先生も授業の中盤に10分から15分の休憩を挟んでくれます。生徒はその間に軽食を買いに行ったりトイレに行ったりするため、静大の授業を連続して2コマ受けるのと大差はないかなと思います。それでも、やはり最初の頃は1つの授業がとても長く感じました。
そして私が取った授業は基本的にグループワークやグループプレゼンがありました。友人の話を聞いている限り、どの学部のどの授業でもグループで行う課題はあるのが当たり前のようです。
外部に話を聞きに行くことやゲストスピーカーが来ることもあります。また、授業によっては周辺国に研修に行ったりすることもあります。私は在タイアメリカ大使館に行きました。普段行くことのない場所で、普段話す機会のない人の話を聞けるので、有意義な時間を過ごせました。

大講義室での授業の様子
【住居】
タマサート大学のTha Prachanキャンパスには学生寮がないので、各自で部屋を探す必要があります。大学側が留学生でも入居しやすいアパート等をリストアップしてくれていますが、私はそのリストに載っていないところに入居しました。私はMRTの駅から徒歩5分未満のところに住んでいたので、休みの日や遠出の際はかなり便利でした。大学がリストアップしてくれているアパートの中にも、ほぼ留学生しかいないところや交通の便が悪いところ等、様々あるのでよく確認する必要があると思います。
【食事】
私は1日の食事をすべて外食で済ませていました。ローカルなお店や屋台で買えば、1回の食事は50~100バーツ程度(日本円で)で済みます。学食の他にもTha Prachanキャンパスの周りにはたくさん飲食店があるので食べ物には困りませんでした。また、どこのデパートにもチェーンの日本食料理屋が入っているので、日本食が恋しくなったときもあまり困らないと思います。
【気候】
私が留学していた8月から12月のうち、8月から10月末までは雨季にあたるので夕方はほとんどスコールで雨が降っていました。授業おわりと雨が降るタイミングがほとんど同じであるため、折り畳み傘は必須です。10月末あたりからは徐々に雨が降らなくなります。私はこの頃からPM2.5の影響でくしゃみや鼻づまりなどの軽いアレルギー反応や肌荒れを起こすようになりました。

キャンパス内から見えるチャオプラヤー川
【文化の違い】
タイと日本の類似点として日本には天皇が、タイには国王がいることが挙げられます。しかしそれは同時に相違点でもあります。王族に対して中傷、侮辱の意を表した者は外国人であれど不敬罪に問われます。Tha Prachanキャンパスは王宮に近いこともあり、大学近くの大通りに国王の肖像画が飾られているのですが、バスの中でもその肖像画に手を合わせて敬意を表す年配の方もみられます。地方に行くと各家庭に国王や王族の肖像画が飾られていることも珍しくありません。
【現地での生活環境・街並み等】
バンコク市内は高層ビルやショッピングモールが立ち並んでいます。バンコク市内での生活は日本の都市部での生活とほぼ変わりません。モールの中にはユニクロやスターバックス等の馴染みのある店があり、基本的に必要なものはすぐに買えます。しかしバンコク市内でも郊外でも、大きな通りを外れると木造の住宅や古びた街並みを見ることが出来ます。発展している部分とそうでない部分の両方を同時に見ることが出来るのがバンコクの良いところだと思います。また、良くも悪くも日本人コミュニティが発達しているので、人脈を広げたり日系企業でインターンをしたりすることが出来ます。

ロイクラトンで流す灯篭 ライトアップされたワットアルン
【今後の課題】
留学に出発する前は大学を卒業後自分が何をしたいのか、明確にこれだというものがありませんでした。留学が終わった今、明確な答えが出せたかと言われると、むしろ選択肢が増えて以前よりも不明確になったような気がしています。また、留学先で学んだ知識は今後の授業やゼミなどに活かしていきたいです。英語に関しても多少の語彙が増えたとはいえ、まだまだ人と話すことは苦手なので、英語の勉強も怠らないでいたいです。