【授業】
物理学の講義は、学期末にテストやインタビュー形式で評価されるなど、深い学びが得られました。特に物理学の講義を英語で受けるのは難しかったものの、聞くだけでなく議論を通じて、研究者になっても必要となる実践的な英語を習得できました。また、ヨーロッパの最先端の物理学を学ぶ貴重な機会も得られ、学術的な視野を広げることができました。
【住居】
学生寮は2人部屋で、韓国人のルームメイトと生活しました。朝起きてから英語での生活が始まるため、自然と英語漬けの環境に身を置くことができました。寮に備え付けのキッチンは使用できないため、IHコンロなどを現地で安く調達する必要がありました。ルームメイトが調理器具を持っていたおかげで自炊が可能となり、生活費の節約にも繋がりました。また、一日が終わり夜な夜なルームメイトと飲むビールが美味しいです。
【食事】
前述の通り公式なキッチン設備がないため、基本的には外食が多くなりがちです。しかし、私の場合はルームメイトが冷蔵庫とIHコンロを持っていたため、ほとんど自炊で過ごすことができました。自炊ができない場合でもスーパーの惣菜などを活用することで食費を節約できます。
さらにブルガリアの伝統の調味料のルテニッツァがお気に入りです。トマトベースのソースでパプリカなどの野菜ペーストが入っていて美味しいです。
【気候】
気候は乾燥しており、全体的に過ごしやすいです。冬には積雪があるため、念のためブーツを持参すると安心です。夏は日本ほど暑くなく快適ですが、日差しが強いため日焼け対策は必須です。変わりやすい天候にも柔軟に対応できるよう、重ね着できる服装が役立ちました。
【文化の違い】
バスの中でも人々が頻繁に会話している光景には、当初驚きましたが、これも現地文化の一部として受け入れられました。ヨーロッパでは公共の場でのオープンなコミュニケーションが一般的であり、こうした違いに触れることで、多様な価値観を理解する良い機会となりました。異文化理解を深める上で貴重な経験でした。また、思ったほどアジア人差別などは受けませんでした。月1程度でアジア人と呼ばれることはありますが、特段害をなすことはないので心配はいらないでしょう。
【現地での生活環境・街並み等】
学生街は落書きなどが見られ、最初は少し不安を感じるかもしれませんが、治安は悪くありません。街の中心部にはヨーロッパ特有の美しい建築物が立ち並び、感動を覚えました。また、公共交通機関もよく整備されており、市内の移動には困りません。定期券もあまり高価ではないので、到着次第購入しましょう。物価は全体的にそれほど高くなく、水は60円から150円程度で購入できます。レストランは高めの傾向にありますが、ストリートフード、特にケバブ(現地ではデュネル)は手頃な価格でおいしく、現地の定番としておすすめです。
【今後の課題】
今回の留学で培った英語力や物理の技能をさらに向上させる活動を継続していきたいと考えています。また、ヨーロッパの学生が国境を越えて進学したり、一度社会に出てから再び学生に戻ったりする柔軟なキャリアパスに触発されました。私自身の人生においても、固定観念にとらわれず、より柔軟な選択ができるように視野を広げていきたいと考えています。
また、理系の交換留学に対して不安を抱く方もいると思うので自分の経験をより発信することで、これからの挑戦の一歩となるように活動していきたいです。

写真 1 カザンラクのバラまつり 写真 2 大学イベント:インターナショナルデーにて

写真 3ブルガリアの飲むヨーグルト 写真 4中心街の町並み

写真5 学食にて 写真6 寮のお部屋 写真7 ブルガリアのケバブ(デュネル)