静岡大学国際連携推進機構

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留学プログラム

交換留学

ウッパータール大学(ドイツ)

留学期間 :2023年9月から2024年7月
学 部 等 :情報学部行動情報学科

【授業】
ドイツ語の授業と情報学の授業、韓国語の授業を履修しました。ドイツ語のコースは対面とオンラインの両方が開講されているので、自分の都合に合わせて受講できることが良かったです。対面の授業では他の留学生と交流することができ、私もそこで友達ができました。ドイツ語コース以外の留学生との共通語は英語であるため、ドイツ語の会話の機会を得ようと思う方はドイツ語コースで友達を作ることをお勧めします。情報学の授業は英語で開講されているものを受講したかったので修士の授業を受講しました。複数の授業を受講することで初めて単位が認定されるものもあってよく調べる必要があります。韓国語は韓国人の友達ができたことをきっかけに受講しました。様々な語学コースが開講されているので、興味に合わせて挑戦してみるのも面白いと思います。

図 1:大学

【住居】
大学の学生寮へ入寮しました。私は2人でキッチンとバスルームを共用する部屋でした。洗濯機は私の寮の地下と別の近くの寮の下にありました。一回の洗濯に€2.80必要であることを事前に知らなかったので少し困りました。またお釣りが出ない機械だったので、硬貨をピッタリそろえることに苦労しました。別の寮の洗濯機はキャッシュレス決済できるようでした。大学まで徒歩で5分程度、スーパーマーケットも5分程度、駅までは15分程度でアクセスできるので非常に便利でした。

図 2:寮の部屋         図3:寮の外観        図4:寮の外観

【食事】
電車に乗って20分ほどで到着できるデュッセルドルフには日本人街があり、アジアスーパーがたくさんあったので、そこで食料を調達してほとんど和食を作って生活していました。また、日本食レストランもたくさんあるのでそこでストレス解消している人もいました。授業のある日の昼ご飯は大学の食堂で食べることが多かったです。学生は約€3.00で食べることができます。寮の部屋には炊飯器、電子レンジ、オーブンなどがないので、鍋を駆使して調理する必要があります。私は留学の途中から電子レンジとトースターをいただいたので、冷凍食品なども食べていました。外食が高いので、基本的に自炊生活でしたが、ホームステイではないので自分の好きな時に好きなものを食べることができるのは魅力的だと感じます。水は硬水だったので、浄水器を使っていました。

図5:学食

【気候】
冬は日照時間が短く8時間程度しか陽が出てない時期もありました。ビタミン剤をとることで季節を乗り切りました。今年は比較的暖かく、ウッパータールは雪がほとんど降りませんでした。カイロを日本から持って行っておくと快適に過ごすことができると思います。非常に乾燥しているので、洗濯物が早く乾くことが良かったです。夏は反対に日照時間が非常に長く22時頃まで陽が出ています。夏になると雨も減り、20度前後で過ごすことができるので、朝から夜まで出かけたりするのが楽しかったです。

図6:Frankfurt            図7:München

【文化の違い】
留学生同士のイベントが複数計画されているので、それに参加していればある程度の異文化交流をすることができるのが魅力的でした。私は仲の良い友達と旅行へ行ったり、レストランへ食事に行ったりしました。部屋で巻き寿司を作るパーティーを開催して、他の国の人に喜んでもらえたことが印象的でした。電車に乗ることが多かったのですが、電車が一番文化の違いを感じました。食べ物を食べる人や曲を流している人など自由な人がたくさんいることに気が付きます。電車は遅れることもまれではないので時間に寛容になると思います。

図8:お寿司パーティー   図9:韓国料理パーティー   図10:留学生イベントでの遠足

【現地での生活環境・街並み等】
ウッパータールは学生の街なので、生活しやすいと思います。少し足をのばせばデュッセルドルフやケルンといった都市に出ることができるので、買い物に困ることもほとんどありませんでした。ドイツは都市ごとに風景が違うということも魅力です。ウッパータールは主要都市に行く長距離電車も停車するため、ドイツ国内の散策をしやすい環境だと思います。都市の中でも旧市街と呼ばれる地区ではその名の通り、古い建物が残っており、歴史を感じることができると思います。

図 11:サッカーの試合観戦          図12:2月のカーニバル

【今後の課題】
この留学で挑戦する気持ちを得ることができました。私は4カ月ほどたってようやく積極的に活動できるようになり、大学以外にもコミュニティを作ることを目標にしていました。その結果、英語、ドイツ語を話すことや他の国の人と交流することに抵抗が少なくなったので将来はグローバル展開している企業への就職を目指しています。また、現地では半年間ボランティア活動に取り組んでいたので、国際ボランティア活動に参加することを考えています。

図 13:Düsseldorf       図 14:ライン川沿いでの年越し

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