留学生の方へ

「アジアブリッジプログラム 日本就職コース」文部科学省認定 留学生就職促進教育プログラム

I. 概要

「アジアブリッジプログラム 日本就職コース」(以下、ABP-JC)は、文部科学省の留学生就職促進教育プログラムの認定を受けて、静岡大学国際連携推進機構が運営する、卒業後に日本で就職を希望する外国人留学生を対象としたコースです。
コースは「日本語教育」,「キャリア教育」,「インターンシップ」の3要素で構成され、履修者は各要素の所定の静岡大学の正規科目の単位取得をします。修了者に発行される修了証明書は、就職活動時に提示することができます。

対象

卒業後に日本就職を希望する静岡大学の学士、修士の正規課程の留学生

II. コース内容

1. 日本語教育

日本語教育を通して、留学生の日本での就職時に求められる、日本語でのコミュニケーション能力、日本社会・文化・商習慣の理解をはかります。
初級から上級までの日本語教育科目を静岡・浜松の両キャンパスで通年で開講し、いつ入学してもすぐに日本語学習を始められる体制を整備しています。


2. キャリア教育

キャリア教育を通して、「日本で働くこと」について考え、日本の雇用システム、採用制度の特徴や企業文化について学びます。また学内外の就職関連イベントへの積極的な参加を奨励します。
 *ABP-JCの学士受講生を対象に、学際科目「静岡でグローバルキャリアを考える」を開講しています。学内外での課外活動を盛り込んだ体験型の科目になっていますので、受講を推奨します。詳しくはシラバスを確認ください。
https://gakujo.shizuoka.ac.jp/portal/

3. インターンシップ

インターンシップは、日本社会と企業の知識が不足している留学生が、社会人を疑似体験し、企業の営業活動・業務を学ぶ貴重な機会です。コースでは、履修者の2週間以上のインターンシップの参加に向けた教育と支援を行います。



4. 就職準備につながる学び・支援

○ 課外活動

国際連携推進機構は、学内では国際交流ラウンジ活動等を通し留学生と日本人学生の協働活動を促進しています。また地域の団体や教育機関と連携し、ホームステイや小中高生との交流活動を行っています。

○ 就職支援

静岡大学内には全学を対象とする就職支援に加え、一部、学部、学科別の就職支援があります。国際連携推進機構では、留学生のこれらの活用を支援するとともに、機構では留学生に特化した就職支援、個別相談等を行っています。また学外では、(公社)ふじのくに地域大学コンソーシアムをはじめとする地域の機関と連携し、留学生のための企業との接点形成を進めています。

○ イベント情報

最新のイベントリスト、活動状況は、facebookを参照ください。

https://www.facebook.com/shizuoka.abp.jp

III. 履修方法

*履修方法の資料は、オンラインフォルダからダウンロードできます。

https://scii.sharepoint.com/:f:/s/ABP-JC/Ei7Rp_0pd_JGiqANkHjAP3QBRUVGAyQ0QWow80P4Z18XcQ?e=IgbAYu

1.対象者

静岡大学の学士、修士の正規課程の留学生で下記の全ての条件を満たすもの
・卒業後に日本就職を希望し、指定科目を取得の上、コースの修了を目指す者。
・受講申し込み時に学士生は3年次までに在籍、修士生は1年次に在籍していること。

2.申込方法

履修を希望する留学生は、受講ガイダンスを、対面もしくはオンラインで受講をしたのち、以下のオンライン申込フォームに記入してください。

ABP日本就職コース オンラインガイダンス (動画、資料)*静大IDによるOffice365へのログインが必要です。

受講申し込みフォーム

学士生: https://forms.office.com/r/AYDwdGPY9n

修士生※: https://forms.office.com/r/99a0E9Te2v

*修士生は指導教員のコース受講承認が必要です。指導教員に承認フォームへの記入依頼をしてください。

<指導教員承認フォーム>https://forms.office.com/r/QTYaZ92H65

3.修了要件

修了には指定科目(表1)より、以下の条件を満たす単位数合計9単位(学士生)、 もしくは合計7単位(修士生)以上の取得が必要です。

□学士生 9単位以上
日本語2科目4単位、キャリア教育2科目3単位、インターンシップ1科目2単位*

□修士生(総合科学技術研究科・人文社会学研究科)  7単位以上
日本語2科目かつ4単位以上、キャリア教育1科目2単位、インターンシップ*1科目1単位or 2単位

*インターンシップ
・研修期間が2週間以上であること。
・学士生は国際連携推進機構、もしくは各学部の所定の正規科目、修士生は研究科の「インターンシップ」正規科目を履修し、単位を取得すること

表1. アジアブリッジプログラム 日本就職コース 指定科目一覧

① 日本語教育

科目名学士修士キャンパス
基礎日本語Ⅰ〜Ⅹ静岡・浜松
日本語Ⅰ・Ⅱ静岡・浜松
日本語Ⅲ・Ⅳ静岡・浜松
日本語Ⅴ・Ⅵ静岡・浜松
日本語中級Ⅰ〜Ⅹ静岡・浜松
日本語1A-S, 1A-F静岡・浜松
日本語2A-S, 2A-F静岡・浜松
日本語3A-S, 3A-F, 3B-S, 3B-F静岡・浜松
日本語4A-S, 4A-F, 4C-S, 4C-F静岡・浜松
日本語5A-S, 5A-F, 5B-S, 5B-F静岡・浜松

② キャリア教育

科目名学士修士キャンパス
Global Business Studies静岡・浜松
キャリアデザイン静岡・浜松
日本事情※静岡・浜松
Shizuoka Enterprises in South and Southeast Asia※※静岡・浜松
静岡でグローバルキャリアを考える静岡・浜松

③ インターンシップ

科目名学士修士キャンパス
ABP インターンシップ静岡・浜松
大学院インターンシップ(総合科学技術研究科)静岡・浜松
大学院インターンシップ(人文社会科学研究科)静岡
留学生科目(日本語Ⅰ〜Ⅵ、日本事情):学士生を対象とする留学生科目。修士生が履修を希望する場合は、事前に所属研究科の教務係・学務係へ申し出ること。
※※総合科学技術研究科の英語開講科目。人文社会科学研究科の履修希望者は人文社会科学部事務部学務係へ申し出ること。

4. 修了

毎学期末に修了判定を行い、修了要件を満たしたものに修了証を発行します。

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