Summer Program 2023

本プログラムは、日本万国博覧会記念基金事業からの助成を受けております。

本プログラムは、日本万国博覧会記念基金
事業からの助成を受けております。

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フィンランド オウルと繋ぐ国際共修

Shizuoka University

SDGs Summer Program 2023

気候変動とそれを伴う自然災害のリスクをICTは いかに低減しうるか?
Shizuoka × Disaster Mitigation × ICT

開催期間

一部(オンライン):7-9th, August  

二部(オンサイト):21-26th, August 

主催:静岡大学国際連携推進機構

主旨・概要

本事業は、SDGs達成度が3年連続世界1位であるフィンランドと連携し、静岡県をフィールドに展開された国際共修プログラムです。
プログラムのテーマは「静岡×減災×ICT:気候変動とそれに伴う自然災害のリスクをICTはいかに低減しうるか」に設定し、フィンランド・オウル大学の学生、減災・ICTの専門家を静岡に招いて、英語によるサマープログラムとして実施されました。
本プログラムは、事前オンライン研修と1週間にわたる現地でのフィールドワークから構成されており、静岡の歴史・地場産業・自然環境について学びながら、最終報告会「静岡大学SDGsユースカンファレンス」では、地元の高校生も参加して、各グループのアクション・プランが提案されました。

また、本事業は産学官連携のもと協働的な社会事業として企画・実施されており、静岡大学におけるSDGsの取組を国際社会へ発信することを目指したものとなっています。

静岡大学SDGsユースカンファレンスの様子

静岡大学SDGs
ユースカンファレンスの様子

プログラム内容

Online

オンラインパート

Aug, 7th,Mon.
Professor  Kari-Pekka(オウル大学)

本プログラムを通して、それぞれが、またチームとして、どのように社会のChallenge makerになっていくことができるのか、プログラムに参加するにあたってのマインドセットを行いました。

 

Aug, 7th, Mon.
清水建設

昨年度、清水建設とオウル大学の共催で実施されたレジリエント・インクルーシブ・サステナブルな社会づくりにおける5G/6G技術利用をテーマとしたアイディアコンテストについての報告がありました。

Aug, 8th, Tue
島田和久(静岡大学特任准教授)

日本・静岡はどのような地理・気候環境に置かれているのか、それに伴ってどのような自然災害が起こり得るのか、さらに人々はこれまでどのような自然災害を経験し、教訓を得てきたのかについて講義を行いました。

Aug, 9th, Wed
仙台市産業振興課

東日本大震災を受けて実施された、仙台市とノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社(以下 Nokia)の共同プロジェクト(ドローン飛行実験)や、現在、仙台市を中心に展開されている防災課題の新たな解決策を生み出す場としての「仙台BOSAI-TECH イノベーションプラットフォーム」の取り組みについて紹介しました。

Aug, 9th, Wed
Nokia

Nokiaではこれまでどのようなモバイルコミュニケーションシステム技術設備を開発・発展させてきたのか、またそれらの技術によって人々の命や生活を守るために、どのような実用化モデルを作ってきたのか、さらに、仙台市との共同事業で使われたドローンやプライベートLTEの詳しい仕組みについてレクチャーがありました。

 

Onsite

対面パート

Aug, 21st, Mon.

参加者が対面で改めて自己紹介をしつつ、team building workをしました。その後、3つのチームごとにグループワークを行い、夜はwelcome party を開催。Partyの中で、参加学生による所属大学のキャンパスや出身地域の紹介やクイズをしました。

Aug, 22nd, Tue.

静岡県地震防災センターに行き、日本や静岡の自然や地理、これまでに起きた自然災害や地震・火山・台風のメカニズム等を学びました。午後は、学んだ内容をグループごとにシェアし、アクションプランの提言に向けた発表の準備をしました。

Aug, 23rd, Wed.

参加者全員でバスに乗り、富士山世界遺産センター、富士宮浅間大社、白糸の滝、高砂酒造を見学しました。富士山がどのようにできたのか、その周辺地域で暮らす人々はどのように自然と共に生き、どのような恵みを受けているのか、さらにその恵みを提供してくれる自然が気候変動によってどのように壊れてきているのかを学びました。

Aug, 24th, Thu.

オンラインパートでのレクチャーの内容や、フィールドワークで学んだことをグループごとに振り返りつつ、カンファレンスに向けて発表の準備を進めました。途中で発表練習も行い、教員や関係者にコメントやアドバイスをもらいながら、内容をブラッシュアップしていきました。お昼は、学生食堂へ。フィンランドとは違う日本スタイルの大学ランチを体験しました。

Aug, 25th, Fri. 13:00-17:00

協賛、協力、後援をいただいた企業や行政機関のご参加のもと、プログラムの成果を英語で発表しました。多角的な視点・立場からの質問やコメントを多くいただき、有意義なディスカッションをすることができました。また、地域の高校生のチーム(静岡サレジオ高校・静岡城北高校)も参加し、自分たちの取り組んでいるSDGsに関する活動を英語で発表しました。カンファレンスの最後に、参加者に修了証書を授与、その後会場を移してFarewell party & 懇親会を開催し、交流の時間をもちました。



関連リンク :
静岡放送(8月26日放送)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/684086?display=1&mwplay=1

Aug, 26th, Sat.

参加者でプログラムの内容を振り返りつつ感想を共有し、これからのSDGsの促進や世界全体で抱える課題解決を目指して、それぞれ何ができるか、意見を出し合いました。その後、希望者で静岡駅周辺の観光をしました。静岡市観光ボランティアガイド 「駿府ウェイブ」の案内により、「ななや」(抹茶アイスクリーム)、「駿河屋」(ホビーショップ)、「浅間神社」、「駿府城公園」などを訪問しました。

参加者からの感想

長谷 愛
グローバル共創科学部 1年

自分の語学力を見つめ直す機会となり、
外国の方と交流することの楽しさを知ることができ、留学へのモチベーションが高まりました。
また自分は今まで通訳をしたことがなかったのですが、最終日のシティツアーで、文法などは正しくなかったけど、なんとか伝えることができるまでに成長したと思います。
積極的に発言を行う留学生を見て、自分の内気さに気づき、それを乗り越えようと努力できたと思います。
とても有意義な時間をありがとうございました!

Ville Valima
フィンランド オウル大学 大学院生

It was nice to learn about Japanese culture and customs, and reflect those to how media usually presents them.Also it was great to see how the topics in the program tie together and interact.
The program has increased my interest in learning Japanese language.

協賛企業

建設システム

協力機関・企業

静岡県地震防災センター
静岡県富士山世界遺産センター
静岡サレジオ高校
静岡城北高校
静岡市企画課
静岡大学教育学部
静岡大学防災総合センター
静新SBSグループ
清水建設
仙台市産業振興課
Nokia(ノキア・ジャパン)
フィンランド・オウル大学
横浜国立大学国際戦略推進機構

後援

静岡市
静岡県
フィンランド大使館

静岡大学SDGs サマープログラム 2023ポスター

静岡大学SDGs サマープログラム
2023ポスター

お問い合せ

国際連携推進機構
int-general@adb.shizuoka.ac.jp

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