静岡大学、静岡県、静岡県立大学と浙江大学の4者による、大学発スタートアップの交流、育成等に関する覚書調印のため、日詰学長他7名が中国・浙江省の浙江大学を訪問しました。この協定は、これまでの学術研究、教育分野での交流を基礎に、持続的な友好交流及び経済発展を担う人材と産業の育成を目的としており、産学官連携によるイノベーションの推進による地域活性化を図り、少子高齢化や環境保全など国際社会における共通課題の解決に向けた取組みを目指しています。覚書締結式では、日詰学長、鈴木康友静岡県知事、今井康之静岡県立大学長、馬琰銘浙江大学長が覚書に調印しました。調印式の前後には、電気自動車(EV)の開発、製造・販売を行う企業、人工知能技術による義手・義足などを開発する企業、イノベーションの拠点である起業プロジェクトの集積地等を見学しました。
また、浙江大学法学院において、本学と浙江大学との大学間交流協定更新書への調印式を行いました。調印式では浙江大学の大学紹介とAI分野の研究成果報告が行われ、本学との今後の交流についても意見交換が行われました。
静岡県と浙江省の産学官連携を軸とした枠組みが新たに構築されたことにより、本学と浙江大学、また静岡県と浙江省との今後の交流が一層活発化することが期待されます。
静岡大学、浙江大学、静岡県、静岡県立大学による覚書調印式(右順)
日詰学長、金原理事、佐藤事務局長、粟井副学長、朱教授(グローバル共創科学部)、徐助教(国際連携推進機構)、小林国際課長、八木国際課係長
日詰学長と周副学長(浙江大学)による大学間交流協定更新調印式
新興企業強脳科技(AI、義手義足)
夢想小鎮<スタートアップ集積地>